三百八十一番槍 お忍び旅行!
やっとレポートが終わったー!と思ったら次なる課題が親から飛んできました。
さーて、僕はどうすればいいのかな?
教えて偉い人!
津軽為信は、中央政権とコネのあった最上義光と親睦を深めるため、あれやこれやと動いていた。
いつかは自分も中央政権に影響を与えたい!
そのための布石であった。
「まずは情報収集や!」
そう言って向かったのは弥彦神社。
じつはここ、衆験者が全国を回るとき必ず立ち寄るチェックポイント。
為信は自分が武将であることを悟られないようにするため、家臣は15人のみしか連れて行かなかった。
格好も衆験者のものを着込んだ。
弥彦神社で一般の人と話し、情報を集める作戦である。
ついでに戦勝祈願も済ませた。
そしてその足で義光のもとへと向かった。
「ねぇー。義光殿、中央政権のお話聞かせてよー」
「ああーいいよー。約束だからね」
去年かわした二人の約束。
今日の情報を渡す。
そのためにここに来たのだ。
義光のもとを去った為信だったが、情報収集の旅はまだまだ終わらない。
やはりお忍びで今度は羽黒山に向かった。
道中で山賊と戦いながらたどり着いたこの場所も、衆験者のチェックポイントである。
ここでも人に話を聞いて情報を集めた。
こうして為信は着々と力を付けて行ったのだった。
津軽為信の逸話でした。
時間無いからこの逸話!って適当に決めたら書きにくかったですねぇ~…。
Lineやってたら時間が…。
なんとか日付変更前にアップしたかったのです。
さて、為信が16人でお忍び位旅行に行った逸話でした。
本当の目的は情報収集。
情報を大切にしてたのは信長だけじゃありませんよ!
でも16人とは…。
山賊も来ますわなそりゃ…。