三百七十八番槍 四国平定への夢
とりあえずレポートのかたっぽとテストは終わりました。
例大祭も終わってしまいました…。
しかしまだデカいレポート一個抱えてるのでまだ忙しい日が続きます。
あー…執筆意欲が出てきてここぞ!と言う時になんでこんな忙しいの…。
家督を継いで15年。
念願の土佐平定を終えた長宗我部元親。
その顔にはもう姫若子と呼ばれたかつてのあどけなさは消えてきた。
立派な鬼となっていたのである。
「我ら秦の始皇帝の末裔である!こんな片田舎で暮らしている方がおかしいのだ!今こそ立ち上がりこの名を世界に轟かせようぞー!」
それが元親の掛け声であった。
そんなある日のこと、元親は四国八十八ヶ所で言うところの66番目の寺、雲辺寺に立ち寄った。
そして、寺の住職に夢を語ったのである。
「俺、いつかは四国を統一するぜ!四国の王に、俺はなる!!」
しかし、住職からの返事は冷たいものであった。
「この四国には猛者がたくさんいるぞ。茶釜の蓋で水桶にふたをするようなものだな。まるで現実味がない」
すると、元親は言い返す。
「俺の茶釜の蓋はそん所そこらのとは違う一級品だぜ!水桶にだってふたができるさ。そうだな、あと3年もすればこの四国に俺の蓋がかかるだろうよ!」
「そうかい、そりゃ楽しみだ」
住職はそう呟くと静かにお茶を啜るのであった。
今日は武田信玄の命日だったり、再来年の大河が真田幸村だったりと長野の話題が活発な今日この頃、なぜお前はここで四国の逸話を出したんだといわれそうですね。
長宗我部元親の逸話でした。
秦の始皇帝の血を継いでるんですよ、あの家計。
しかしまぁずいぶんとリアリストな住職ですね。
元親は凄い武将なんですよ!
鳥なき島のこうもりなんて言わせません!
こうして四国の覇者になってくんですね~。