三百七十二番槍 帰りたいけど帰れない
乙葉
「作者さん作者さん」
何?
乙葉
「なんで昨日更新しなかったの!?」
昨日…?ああ…。ちょっと…。
乙葉
「何があったの?」
…バイトでちょっと遅くまで残って働いてたら…まさかの全部の扉に鍵閉められて電気全部消されて…。
乙葉
「え?」
リアル脱出ゲームが始まったんだよ…。
乙葉
「それは…。で、帰ってこれたの?」
なんか明らかに使っちゃいけなさそうな非常口から外に出れたよ…。
非常時だから許されるよね!
乙葉
「はぁ…それで帰りが遅かったのね…」
夜明かりが一個も付いてないスーパーで一人リアル脱出ゲームをやってる私なんだったんだろうね?
乙葉
「楽しそうじゃん!」
いやー、私も自分のことじゃなければ楽しそうと思うんだろうけどなんたって当事者だからもう凄い焦ったよ。
そんなわけで昨日の更新は諦めました。
サブタイトルは昨日の私を表しています。
千葉胤連と、竜造寺隆信が同盟を結ぶことになった。
この時、同盟の証として千葉氏のもとに人質として送られたのが、竜造寺家家臣の息子であった鍋島直茂だった。
この時まだ4歳である。
直茂は、胤連の治める小城に送られた。
「長旅ご苦労様」
人質というと聞こえは悪いが、相手が裏切らない限りは大切なお客のようなもの。
丁重にもてなされた。
「親元を離れての暮らしはどう?もう帰りたいでしょ?」
胤連は直茂にそう聞いた。
まだ4歳。
親から離れて暮らすのは辛いだろう。
そう考えていたのだ。
「はい。帰りたいです。帰りたいですけど、どうせ帰れないのでしょう?大人の事情ってやつでしょ?」
直茂はそうしれっと言った。
「ほぉー、よく分かってるじゃないか。さすがは竜造寺家の重臣の息子!これはひょっとすると、将来大物になるかもしれんなぁ」
胤連は直茂の言葉に関心したのだった。
「大物には、それにふさわしい地位を与えないとな」
こうして、直茂は人質でありながらも領地と家臣を与えられ、大切に育てられたのだった。
鍋島直茂の逸話でした。
幼いころからエリート!みたいな感じですね。
家臣まで与えられたところを見ると、相当優遇されていたのではないでしょうか?
昨日の私とは大違い…(いつまで引っ張るこのネタ)
ではでは、この辺で!
よーし、逸話本気で探すぞー!