三百六十九番槍 お前も一緒に逝ってくれよー!
サブタイトル?
遊戯王ゼアルのベクターさんです。
さて、今回は大河ドラマでくそ野郎っぷりを発揮している宇喜多直家です。
実際はどんな人なのか調べたところ、やはり真ゲスでした。
いや、大河ドラマなかなかですね。
「城これ」なるものの画像を見ましたが、これから先、城好きなのに石垣や堀について語れない人が増えそうで不安です。
堂々と史実の話したら実はゲームの話だったらどうしよう…。
こうしてよく分からない城好きが増えていくのかー。
「あざといな。我らはそれを歓迎しよう」とはバサラの孫一さんのセリフです。
世が求めたものに異はありませんとも。
忍城、浮いてたなー。
身内を使い謀殺、裏切り三昧の生涯を送った宇喜多直家も、病には逆らうことはできなかった。
彼の細胞が彼自身に謀反を起こしたのである。
分かりやすく言えばガンである。
そんな中、直家は家臣を枕元に呼び寄せた。
そして、頼みごとをした。
「わしも長くない…。なぁ、誰か、わしと一緒に死んでくれないか?」
「え…?」
ざわめきが走った。
ようは殉死者募集のお知らせである。
正直、誰もが思った。
死にたくねー…。
お断りだー…。
ちょっと考えた挙句、家臣が突破口を切り開いた。
「ほら!我らはこれから先の宇喜多家を盛り立てなきゃですから!ここで死ぬわけには行きません!どうしてもというのなら、国の僧侶をありったけ集めましょう」
「…うん。そうする…」
こうして、直家は誰も殉死者を伴うことなく死んだのであった。
大河ドラマの悪役、宇喜多直家の逸話でした。
一緒に死んでくれる人を募集したらしいです。
しかしまぁもっともな理由を付けられて断られたと。
死因はガン。
宇喜多直家はかなりの悪人だったようです。
史実が真っ黒でした。
ずる賢いのかなんなのか…。