三百六十八番槍 お馬揃えの大パレード
たまには時事ネタを。
今日は京都でお馬揃えが行われた日です。
そんなわけでその逸話を。
「敦盛2013」で歌われている「お馬揃えの大パレード」です。
サブタイトルもそれです(笑)
「信長ー?」
「はい?」
「お馬揃えが見たい」
「お、やります?じゃあどうせなら盛大に!」
織田信長にそんな相談をしたのは正親町天皇。
お馬揃えと言えば、勢力を見せつける一大軍事パレード。
とは言っても堅苦しいものではなく、どちらかというとお祭り色が強いもの。
エレクトリカルパレードの馬バージョンといったところ。
このパレードが行われたのは4月11日。
出陣中で不在だった豊臣秀吉以外は、主だった家臣みんな参加した。
丹羽長秀を先頭に馬を走らせる、さながら大名行列。
秀長に続き明智光秀、信長の身内の者と続き、信長本人は最後に登場。
みな思い思いの格好に着飾っている。
馬を爆走させ、爆竹をぶん投げながらの馬揃えはもう圧巻の一言。
最後に登場したうつけもののファッションもこれまた凄かった。
愛馬「大黒」に跨り、頭には唐冠。
首の後ろには梅の花が枝ごと差してあった。
蜀紅錦の小袖を羽織り、腰にはシロクマの腰蓑。
手には桐の紋入り手袋。
そんなファッションで現れたのだ。
これには天皇も大満足。
前を突っ走って行った家臣たちに負けじと信長も大黒を走らせるのであった。
こうして、京都お馬揃えは大盛況で終わったのだった。
京都で行われた馬揃えの逸話でした。
先頭は丹羽長秀。
名馬、鬼葦毛に乗ってトップを務めました。
3番目が明智光秀です。
名馬、大葦毛に乗りました。
名だたる武将が参加してます。
秀吉は絶賛中国攻めなうで出れませんでした。
爆竹鳴らして猛ダッシュ!
そんなパレードだったようです。
それはそれで楽しそうですよね!
信長の一大PRでした。