三百五十六番槍 家臣VS主君
久しぶりに普通に前書き書きましょう。
明日、バイトに初出勤です。
はたしてどんな職場なのでしょうか。
黒くないといいなー。
働かないと…。
例大祭の資金を貯めるのです!
あ、東方人気キャラ投票結果見ました。
もちろん投票もしましたよ!
椛推しです。
黒田長政は、鷹取城を築城する時にこう言った。
「長期の籠城をするわけでもないので防御面はぺらっぺらでいいよ」
これに異を唱えたのは、長政の重臣である母里太兵衛だった。
「はっ!まさか!殿は敵が来たらこの城を捨てて逃げるというのか!ならば城主は敵を見たら真っ先に逃げ出す臆病者がいいだろうな」
そんな嫌味を言ったのだった。
また、ある戦の前日、太兵衛は長政の息子に言った。
「父よりも活躍して武功を上げまくるのだぞ!」
「はい!父上よりも頑張ります」
これに怒ったのは長政だった。
「息子に負けるわしではないわ!」
「それはどうか分からんぞ?」
くだらないことで口げんかを始める二人に、割って入ったのは家臣であった。
「もう!やめなされ二人とも!心がけが深いのが殿の方だとすれば、思慮が浅いのも殿ですぞ。たわけ者が太兵衛だとしたら頼れるのも太兵衛だ!」
そう言って、その場を宥められたのであった。
さらに、長政が宴の席で歌をうたった。
能の一節をリズムに合わせて歌うのである。
「よぉ!さすが殿!」
「上手いですよ!」
そんな声が上がる。
しかし、みんな心の中では思っていた。
(殿って音痴…?)
そんな時、太兵衛が口を開いた。
「殿って音痴なんですね」
ストレートな一言。
それだけでは飽き足らず、さらに言葉を付け足す太兵衛。
「主君が家臣のおだてを真に受けるとか…。下手すると国滅んじゃいますよ?」
これを聞いた長政。
何も言わずに刀を取り出した。
ついに太兵衛が斬られる!
みんなそう思った。
だが…。
「ほー。父がもし生きていたとしても、お前ほどは言わないだろうな」
そう言って、抜いた刀を与えたのだった。
母里太兵衛の逸話でした。
「もりたへえ」「母里太兵衛」
漢字で書くと損した気分になりますねん。
最近大河ドラマで何かと活躍してますので書いてみました。
因みに、長政は勘兵衛の息子です。
太兵衛と長政、なんだかんだ言っていいコンビだったのではないでしょうか?
どうでもいいですが、「長政」っていうと誰を真っ先に思い浮かべますか?
黒田長政
浅野長政
浅井長政…
私は浅井です。