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三百五十一番槍 女とて、努々侮るな!

「チャンネルはそのまま!」という漫画が気になっています。


「水曜どうでしょう」が出てくるんですって?


ん~…読みたい!

水曜どうでしょうと聞いて黙っていられるもんですか!


こんなノリで北海道まで行った人です。

関ヶ原の戦いのあと、鍋島直茂率いる鍋島水軍は、西軍に着いた立花宗茂の守備する柳川城を、降伏を迫るために攻めようと進軍した。


これには加藤清正、黒田官兵衛など名だたる名称も参加していた。


直茂は海岸の渡船口から船を出そうとしていた。


その時…。


「撃てー!」


船を出そうとする鍋島水軍を襲う集団が現れたのである。


「だ、誰だ!?」


騒然とする水軍。


宗茂は城を守っているはずである。


「立花宗茂が夫、立花ぎん千代!女とて、努々(ゆめゆめ)侮るな!」


なんとそこに現れたのは自身も武装した立花ぎん千代だったのだ。


「お、女だと!?」


その事実に困惑する直茂。


鉄砲で渡船口をがっちり固められたのである。


こうして鍋島水軍は撤退を余儀なくされた。



一方、陸から進軍しようとするのは加藤清正。


実のところ、宗茂とは仲が良く、あまり戦いたくはなかった。


街道を進む清正の前に、何やら布陣している者がいるという報告を受けた清正。


「その総大将は誰だ?」


清正は家臣に聞いた。


「それが…。宗茂の奥さん、ぎん千代です」


「ぎん千代…だと…?」


清正の顔色が変わった。


「進路を変更する!多少遠回りになれど、ぎん千代と戦ってはならぬ!」


そう言って進軍経路を変えたのだった。



柳川城が開城したのは、それから二か月後のことだった。


朝鮮出兵で仲良くなった黒田官兵衛、加藤清正の説得に応じる形で城を明け渡したのだった。

今回の主役は立花ぎん千代でした。


以前感想でぎん千代についていただいてから、しばらく調べてました。


因みにぎん千代の「ぎん」は門に言です。

「誾」ですね。

環境依存文字ですが、表示できてますか?


この人は女性として生まれながらも嫡男としての教育を受けたそうです。


父、立花道雪ゆずりの勇猛果敢な性格だったとか。


鍋島水軍撃退はすごいですね。


え?ああ、サブタイトル?

「戦国BASARA」のキャラに「まつ」がいて、そのセリフです(笑)

熊使って攻撃してくるので決して侮れません。

寧ろ強敵…。

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