三百四十八番槍 気を遣うことはない
普通の逸話書くのが久しぶりな気さえしますね。
番外編が2つ続きましたから。
さて、今回は「戦国BASARA4」よりバンビ山中!
おやっさんは登場しません。
もうバサラやってない人には何言ってるか分からないと思うのでこの辺で。
山中鹿介です。
尼子勝久に謀反を起こした隠岐為清。
これを討伐するために派遣されたのが山中鹿介であった。
「おりゃー!謀反者などこの鹿介があっという間にやっつけあれー?」
結果、コテンパンにやられたのである。
もはやこれまでか。
そう思ったとき、松田誠保と横道正光という仲間が駆け付けてくれて、形勢逆転。
勝利を収めることができた。
しかし、この時、勝久はこの援軍二人に対して、恩賞を与えなかったのである。
「どうしてですか?」
鹿介は問いただした。
「だって、あの二人に恩賞をあげるのはその…お前に悪いと思って…」
勝久は鹿介に気を遣い、二人に恩賞を与えなかったのだ。
「それはいけません!恩賞を与えなければ、兵はみなヤル気を出しませんよ!ヤル気スイッチがオフのままで奇声をあげながら街中を走ることもできません」
「そうだよなぁ…。分かった」
勝久は二人に恩賞を与えることにした。
「じゃあ、謝状は私が」
鹿介は自ら二人に感謝状を手渡すと言い出した。
「我々は負けた。でも、恥とは思ってない!戦は時の運。勝つも負けるも戦には付き物ですから」
そう言って、味方の助けに感謝したのだった。
鹿介。
鹿之介。
毎回迷います。
ようは味方の活躍をねたまずちゃんと称えましたよ!っていう逸話です。
どこぞの独眼竜は仲間の活躍をねたんで味方を銃撃したというのに…。
鹿介は何かと良いエピソードが多い気がします。
尼子家最高!目指せ再興!
そんな人ですよ。(どんな人だよ…)