表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/607

三十四番槍 優れた武勇が仇となる


乙葉

「最近、本編の更新ペースが遅いですねぇ。先輩?」


晴美

「なんか、良い逸話がねー!、とか作者が言ってたぞ」


乙葉

「ああ…。ネタ切れなんですね…」


晴美

「だな。まあ、まだ超有名所しか手を出してないから大丈夫だろうけど」


乙葉

「だといいんですけど…」


晴美

「今回は誰の逸話だ?」


乙葉

「戦国最強の息子です!」


晴美

「なるほど…!」


乙葉

「そういえば私たち、本編の前書き初でしたね」


晴美

「だな…」


晴美&乙葉

「では、始まります!」

甲斐の虎、武田信玄の四男として生まれた武田勝頼。


四男ながらも嫡男となった。



そんな彼は、戦において数々の武功を上げている。



初陣では取っ組み合いの末に敵大将を撃破。


ある時は敵の騎馬兵が5騎で攻めてきた際に、単騎で迎え撃ったりもした。


上杉謙信の1万5000の大軍に800の兵を率いて突っ込んだりもした。



まさに最強の兵だった。


しかし…。


「勝頼様は、大将となるには致命的な欠点がある」


そう言ったのは山県昌景。


彼も武田家重臣の一人だった。



それから暫く後、武田信玄死去。


勝頼が家督を継いだ。



…そして、長篠合戦。


5月8日。奥平貞昌が率いる500の兵が守る長篠城を勝頼率いる武田軍が攻めた。


「空堀が3重に…。反対側は2本の川…。うざっ!」


「大丈夫!俺強いし!あの父もできなかった高天神城を落としたのも俺!俺は父より強い!行くぜー!」


勝頼は重臣の意見など殆ど聞かず、長篠城に応援に来た信長と戦うことにした。


家臣たちは湧き水で乾杯して出陣し、大半は信長の鉄砲に散っていった。


2時頃には武田軍は1万5000の軍が5000にまで減っていた。



「山県…。武田軍は無敵だ…。お前も行け!信長を討ち取れ!」


山県に勝頼が言った。


「もう武田は完膚無きまでにやられた!負けたのが分からぬのか!」


山県は自分の主君に対して叫んでいた。


「わしが殿(しんがりを…。その隙に、殿は逃れてください!さらば!」


こうして、山県昌景も戦場に散った。



「負けた…。俺が…、武田軍が…、騎馬隊が…」


その後勝頼は天目山の戦いで切腹。


武田は滅んだ。



山県の言う「大将としての致命的な欠点」を信長に見抜かれてしまった結果だった。

ん~。

長篠合戦は単品で書いた方が上手くいくのかな…?



武田勝頼は一人の兵としては優秀でした。


しかし、大将になると信玄の家臣より自分の家臣の意見を優先したり、自信満々で油断したり。


山県さんの言葉がよく分かります。



大将の器じゃなかったんですね。


因みに、勝頼は切腹してますが、彼の名言の中には「追い詰められて腹を切るより敵と戦って果てたい」と言うのがあります。


え…?

あれ…?



あんまり自信満々で油断しちゃいけない!ってことですね!



(最近ネタが無くてね~…)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ