表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
399/608

三百四十六番槍 戦は時の運次第

本日、城めぐりに行ってまいりました!


今回は小峰城!


でしたが…活動報告に体たらくっぷりを書きましたので、興味のある方はどうぞ。


そのうち小説として乙葉に行かせますが…。


しかし…やらかしました。

事前調査って大事ですね。


でも帰りにいったアルパカ牧場は可愛かったです。


「クラレ」のあのアルパカ(本人)もいました。

北条氏康が、池和田城を落とした時、少々揉め事が起きた。


「俺が仕留めたんだよ!この目で見たし!」


「いーや!俺だね!絶対俺!命かけるね!」


目で見た方が中山左衛門尉なかやまさえもんのじょう


命かけた方が伊達越前守だてえちぜんのかみである。


何故こんなことで揉めてるかと言うと、討ち取った瞬間が分かりにくかったからだ。


まず、両者同時に、敵将目掛けて矢を放った。


すると、敵将は落馬。


そこを左岡平次兵衛さおかへいじべえが仕留めたのである。


さて、どちらの放った矢が当たったのか、というところが問題となる。


まず、氏康は平次兵衛から話を聞き、目撃証言を得た。


「中山が向かって右に、伊達が左にいました」


そして、敵将の鎧に残る矢じりを見た。


左側から飛んできた矢が刺さっている。


つまり…。


「真実はいつもひとつ!犯人は…お前だ!」


氏康は伊達を指差した。


「いや、犯人というか…。手柄と言ってほしいです!」


これで一件落着。


しかし、恥をかいたのは中山の方だった。


これは切腹に値する恥!


本人はそう決めていた。


しかし…。


「では、褒美は敵を射抜いた伊達が一番、射抜き損ねた中山が二番、敵将の首をあげた左岡が三番としよう」


氏康はそう言ったのだ。


そうすると今度は左岡が文句を言った。


「敵将を討ち取ったのに三番だなんて…。なんて日だ!」


「敵を討ち逃したのは、こればっかりは運だ。中山は強い奴相手に矢を放ったのだぞ。その武勇は決して軽いものではない」


その言葉に、左岡も納得せざるを得なかった。

北条氏康の逸話でした。


なんか、信長が桶狭間で情報を伝えた家臣に褒美を多く与えたってやつに似てません?


そうでもない?


氏康なりに考えてこうしたのでしょう。


努力を認めるのは良いことですよ!

うん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ