三百四十五番槍 最後の助言
昨日はちゃんと活動報告で書かないとお知らせしました!
いつもは忘れるんですけど…。
テスト終了です!
やりました!
結果?聞かない約束ですよ!
豊臣と徳川がいよいよ戦を始めるという時、竜の右目は病に倒れた。
片倉景綱。
伊達政宗の補佐役である。
出陣要請は届いていたが、これでは戦どころではない。
そこで、嫡男である息子の重長を自分の代わりに行かせたのである。
「では、父上。行ってまいります」
「まぁ待て」
出かけようとする息子を、引き留めたのだ。
そして、景綱はアドバイスをした。
「おそらく此度の戦は一度では決着は掴んだろう。和議を結び、大阪城の塀を壊すか、堀を埋めるか、そんな条件で和睦するはずだ。そして、もう一度近いうちに戦が起きるだろうな。決着はそっちでだ。つまりは、今回は無理して戦うようなことはするな。周りをよく見るんだ」
「わっかりましたー!」
重長は旅立っていった。
実際、この冬の陣は景綱が言った通りの条件で和議が結ばれた。
そして翌年、やはり戦が起きて豊臣は滅びた。
その半年後、自らも静かに旅立っていったのだった。
伊達の軍師、片倉景綱の逸話でした。
未来予知というか、情勢を見極める目を持っていたんですね。
さすがは軍師!
と言うわけで、今日は疲れたので休みます。
テスト明けって辛いよねー…。