三百四十二番槍 ラブレター FROM 戦国
受験生の皆様、センター試験お疲れ様でございました。
私の後輩に「どやったー?」と聞いたら、「過去最高難易度の古典以外は満点」という明らかにおかしい返事がきました。
因みに志望校は略すと「東大」になるそうです。
そんなコミケで行動を共にする相方でした。
とにかく!
センター試験、お疲れ様でした!!
猛将として知られる島津義弘は、豊臣秀吉の呼びかけにより京の都にいた。
遠出した時、義弘は決まって手紙を書く。
あて先は妻の宰相殿。
とても大切に思っている大事な妻。
「宰相、元気か?今夜も宰相を夢に見た。なんだか、昨日も会ったような気がするよ。今だって、しばらく会ってないのが嘘のようだ。同じような内容でもいい、どうか返事が欲しい」
義弘と宰相は、手紙でいつもやりとりしているのだった。
しかし、そんな仲睦まじい夫婦にも、戦乱の世は容赦しない。
秀吉が朝鮮出兵を決めたのだ。
義弘も戦線送り。
つまりは朝鮮へ渡ることとなったのである。
その間、宰相殿は人質として秀吉に差し出されることになった。
朝鮮で義弘が裏切るのを防ぐ処置である。
場所は伏見城。
薩摩からだと長旅である。
そんな妻の身を案じ、義弘はやはり手紙を書くのだった。
「朝から宰相のことが気になって仕方がない!伏見に着いたら返事をくれ」
そんな内容だった。
これから朝鮮へ渡る我が身より、妻が大切な義弘であった。
島津義弘、妻思いの逸話でした。
サブタイトルにピンときたら「戦国鍋TV」のファンの方でしょう。
分からない方はユーチューブへ。
さて、全然そんなイメージ無い島津の逸話でした。
鬼島津が妻大好き。
ギャップが凄いというか、やっぱり人なんだなといいますか…。
良い人なんだなぁって。
さて、来週からテスト週間です。
暫くペースが上がりませんがどうかお許しください…。