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三百四十番槍 そっぺらの使い道

成人式行ってまいりました。

何かもらえると期待して行ったら、もらえたのはウェットティッシュのみと言う…。

うちの市、貧乏なの…?

ある日、秋田へとやってきた前田慶次は、店頭に並べられた見たこともない道具に食いついていた。


それは、薄っぺらい木の板で、楊枝を束ねて作ってあるものであった。


「おいおっちゃん!これなんぞ?」


慶次は店主に尋ねた。


「ああ、これかい。これはな、そっぺらと言ってこの地方ではちり紙の代わりに鼻水を拭うために使うんだよ。ほら、この通り」


店主は実際に使い方を実演してみせた。


「なるほど。そりゃあ便利だ。買っていこうか」


「まいどありー!」


慶次はそっぺらをいくつか購入した。



その後、東北の大名に接待された時のこと。


堂々とそっぺらを取り出し、鼻を拭った。


「お?慶次殿。それはどうされたのですか?」


大名は慶次にきいた。


「そっぺらか?これはこの前店で買ったんだよ。鼻を拭う道具だというじゃないか」


「あー…。からかわれましたね。それ、トイレットペーパーですよ。尻拭いです」


軽く笑いながら大名が言った。


「そうなんか。まぁ、気にするな。ちり紙はなんにでも使えるぞ」


「いや、まぁそうなんですけどね」


慶次は何を言われても動じることは無かった。

前田慶次の逸話でした。


さすが傾奇者。騙されても堂々としています。


でも実際、花粉の季節は学校で塔レットペーパー机に置いて授業受けてる人結構いますよ。


箱ティッシュよりたくさん使えて良いらしいです。


だから慶次の言うこともあながち間違いじゃないのかも?


いや、もしかして、私が行ってる学校が変なだけ?

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