三百三十五番槍 荒れた土地でも有効に!
おわび
大晦日は「伊賀越え」を!と思っていたのですが、コミケだなんだで時間がなく執筆できず…。
適当なものを書くくらいならいっそ普通に!ということで、いつも通り書きました。
因みに、お正月もいつも通りの逸話です。
記念作品等は特になしです。
コミケがね…疲れました…。
すいません…。
井伊直孝の居城はあの彦根城。
ゆるきゃら「ひこにゃん」で有名なあのお城である。
直孝はある日、大名らしくない命令を出した。
「荒れ地を開墾し、畑にせよ!そこで馬の餌を育てろ!」
これのどこが大名らしくないのかというと、敷地の中にはすでに開墾された土地があったため、そこを利用しない直孝はケチだ。
そう思われていたのである。
「開墾?わざわざ?大名に似合わないケチな男だ!」
実際にそういう家臣まで現れる始末だった。
しかし、ふたを開けてみると事実はケチなどではなかった。
「開墾は終わったか?よーし、なら、この土地は全てお前らに与える!」
開墾した土地を全て家臣に渡したのだ。
「おお!これはありがたい!」
家臣たちは喜び、農民に馬の餌を育てるよう指示したのだった。
これは、農民にとっても好都合であった。
馬の餌は半ば雑草。
極めて手間がかからない。
それでいて飼料が手に入る。
「これは…直孝様に感謝じゃな!」
農民たちはとても感激したのだった。
井伊直孝の政治手腕を示す逸話でした。
大晦日に普通の逸話で申し訳ないです。
でもほら、来年午年ですから!
雑草のように2014年も頑張ろうという意気込みで書いた…と、後付しておきます。
今年1年、お気に入り登録していただいた読者様、しおりを挟んでいただいた読者様、ちょっと覗いてくださった読者様。
誠にありがとうございます。
感謝感謝でございます。
明日から始まる新年!
まだまだ頑張りますよ!
よろしくお願いいたします。
因みに、「伊賀越え」は年明けに早いうちに書ければと思っています。
すいませんでした。
では皆様!
良いお年をお迎えください!