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三百十七番槍 不屈の精神

人生で初めてレビューをいただきました!


すごく嬉しいです!

嬉しすぎてこうして前書きに書いちゃうくらいです。


それはもう入試に合格したのと同等の喜びを感じております。


改めて読者の皆様に感謝です!


まだまだ頑張るぞー!


この世に逸話ある限り書き続けてやるぜ!

1万の兵を率いた斎藤龍興が、500の浅井長政と対峙した時のこと。


日中は睨み合いに終わったのだが、夜に事態が動いた。


やけに陣中がガヤガヤしている。


「騒がしいな。何事だ!」


龍興は家臣に状況を聞いた。


「詳しくは分かりません!しかし何やら敵襲があった模様!」


「なんだと!?裏切り者が出たか!」


自陣に裏切り者が出現したと判断した龍興は、すぐに居城であった稲葉山城に逃げ帰った。


因みに、この時はまだ半兵衛が乗っ取る前の時代である。


城に帰った龍興が知ったのは、意外なことだった。


「あれ?裏切りじゃないの?」


「そうですね。浅井長政の夜襲だったようです。味方を真っ先に疑うのは良くないですよ」


「ごめん…」


実は長政の奇襲だったというのだ。


これにより、龍興は長政に復讐することを誓った。


「長政…。兵力差があることの怖さを知らないな…?恐怖を教えてやる!」


そう言ってすぐに再出陣。


しかし…。


「やっぱり来たぞ!龍興だ!いけー!奇襲をかけるのだ!」


長政の方が一枚上手だった。


龍興の再出陣を予想して、あらかじめ通るルートに潜んでいたのである。


予想は的中し、奇襲をかけた。


これによりまた龍興は兵力500の長政に負けたのだ。


「くっそ!あの信長の義理の弟め!今度こそ一人残らず討ち取ってくれるわ!」


そう意気込んだ3戦目。


今度は奇襲ではなく、正面からのぶつかり合いとなった。


数で有利な龍興の軍は、さぞかし有利に戦を運んだろう。


…そんなことはない。


一丸となって大軍を恐れない長政は強かった。


巧みな指揮により龍興軍を切り崩していった。


「ヤバイ!退却!退却ー!」


なんと龍興、ここでも敗れたのである。


「いやー!弱かったですね、龍興」


勝った長政の家臣が満足げに言った。


「まぁな。でも、我ら織田軍に全く屈しない心は本物だ。まさに今世の義士。もし浅井が栄えたらあれを家臣にしよう。逆に衰えたらあれを頼ろう」


長政はそう言って、龍興を評価したのだった。

龍興の逸話でした。


未だに自分の中で苦手分野である斎藤家。


いまいち親子関係が覚えられません。


義龍が龍興の親でしたっけ?

道三はさらにその親?


半兵衛に乗っ取られたのは龍興ですよね。


因みに今回の逸話は長政が織田信長を裏切る前の逸話です。


龍興はまだ16歳ですから、大軍の動かし方も分かってなかったところがあるのでしょう。


というか、長政奇襲ばっかですね…。

いや、大軍には奇襲が効くんですけど…。

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