表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
367/608

三百十六番槍 大連続クエスト

なんか妹の彼氏とモンハンやることになりました。

なんだこの関係…。


やたら趣味が合う人みたいです。

世の中面白いですね。

それは、朝鮮出兵中の出来事。


陣中にいた島津義弘のもとに、豊臣秀吉から手紙が届いた。


「薬作るから、虎を一匹塩漬けにして送ってくれ」


そんな手紙だった。


「はぁ。虎一匹の狩猟。成功条件は虎一匹の狩猟。失敗条件は報酬金ゼロとタイムアップか…。厳しいクエストだな」


義弘はそう呟いたが、相手は天下人。


やるしかなかった。


さっそく兵を率いて山へ向かった。


しかし…。


「くそ!いない!エリア移動だ!」


「いない!移動だ!」


「移動だ!」


「いない…」


探しても探しても虎は現れない。


探し始めて丸二日。


諦めかけたその時!


「虎だ!虎がいるぞ!」


ついに虎発見。


睨み合いとなった。


「ペ、ペイントボールは!?」


「そんなものありません!私が仕留めましょう!」


そう言って前に出たのは安田次郎兵衛。


義弘の家臣である。


次郎兵衛は虎に向かって突撃した。


虎も怒って襲いかかる。


虎の飛びかかりをギリギリで避ける次郎兵衛。


刀を握りなおした。


しかし、この行動が隙を作ることとなった。


虎が噛み付きにかかったのである。


絶体絶命のピンチ。


かと思われた。


しかし…。


「今だ!カウンター突き!」


刀を振った。


次郎兵衛の刀は虎の口を見事に虎…捉えていた。


クエストクリアである。


しかし、呑気に喜んでいる時間はなかった。


もう一匹虎が現れたのである。


「くそ!乱入クエストだったのか!クエストリタイアだ!一匹で十分だ!」


もう一匹は追い返すことにした。


「鉄砲でビビらせろ!構えー!」


と言ったところ…。


雨が降ってきた。


これにより銃撃は不可能となった。


「ちっ!どうすっか…」


考えてるうちに犠牲者が出た。


噛まれた拍子に谷に落ちた家臣が現れたのだ。


さらには、足を噛み砕かれた家臣まで…。


「くそ!あのシマジロウめ!全力でやつをなんとかしろ!」


「よし!我らが行きます!」


名乗り出たのは二人の家臣。


福永助十郎と長野助七郎だった。


二対一なら圧倒的有利で戦えた。


虎は一瞬で仕留めることができた。


こうして義弘は秀吉に虎を二匹献上することができたのだった。


「すごいぞ義弘!まさか二匹も捕まえるとは…。さすが!天晴!こいつの脳は薬になるんだよー」


秀吉に絶賛された義弘だった。

モンハンネタだけで無理やり押し通した島津義弘の逸話でした。


虎を秀吉に献上した時の逸話ですね。


リアルモンスターハンターですわ。


一匹目狩ったら二匹目来たとか怖いですわ…。


虎と戦ったのは清正だけじゃないんです。


秀吉は虎の脳になんらかの効能を求めて食べてたみたいですよ。


なかなかにグロテスク…。



ここで言うことではないかも知れませんが、一応。


ツイッターの方、フォローありがとうございます!

きっとフォロワーさんが読んでくれていると信じて書いてみました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ