三百九番槍 痛みに負けルナ!
最近涼しくなってきましたね。
さよなら、10代最後の夏…。
あと5日となりました、日の本2周年記念日!
なぜ文化祭と被っているのかは謎です。
はたして記念作品は間に合うのか!?
頑張って執筆しますよー!
「では父上、行ってまいります
「おう。道雪によろしくな」
13歳となった千熊丸は、父である高橋紹運にそう言って家を出た。
もちろん家臣は連れている。
目的地は父の友人である立花道雪の家。
道雪の家に到着したら、散歩に誘われた。
「散歩でも行かないか?」
「いいですよ」
道雪は、千熊丸を養子に貰いたいと考えていた。
武人としての素質にあふれた千熊丸と、ゆっくり話をしたかったのである。
散歩道で、山道に入った時のことだった。
「-っ!?いってー!」
突然千熊丸の足に激痛が走った。
見ると、栗のイガが刺さっている。
「誰か!誰か抜いてくれ!」
あまりの痛みに思わずそう叫んだ。
すると、すぐに家臣がやってきた。
しかし…。
「………えい」
「----……っっ!!!」
抜くどころか押し込んだのである。
激痛に悶える千熊丸。
だが…。
(これは…戦場では痛みに耐えながら進軍することもある。こんな痛みでねを上げるんじゃないということか…!)
そう思った千熊丸は、必死に耐えたのだった。
そして、将来「立花宗茂」と名を変え、最高の武人へと成長するのであった。
千熊丸、立花宗茂の逸話でした。
最初宗茂って書いてたんですが、「道雪が宗茂を養子にしたがっている」とか「父の高橋紹運に出かけることを伝えた」辺りで謎の違和感。
宗茂=苗字は立花。
父の苗字=高橋。
あれ?分かりにくくなったぞ?
最初の文章は「立花宗茂は父の高橋紹運にそう言って家を出た」でした。
訳わかんなったため急遽幼名に変更しました。
その結果、幼名が有名でないので誰だかわからないという事態に。
苦肉の策で最後に「これ実は立花宗茂の逸話でした」と言わんばかりに名前出したんです。
あ~…ややこしい…。