三百七番槍 幼いながらも大活躍!
「3月のライオン」9巻まで読みました。
買う時にレジのおばちゃんがやたらおすすめしてきて、柄にもなく話し込んじゃいましたよ(笑)
おばちゃん曰く「胸がキュンとする」というので読んでみましたが、まさに言われた通りでした。
因みに、自分で買った初の少女漫画です。
「ちはやふる」見てから抵抗がなくなりました。
昔は目が大きくて違和感しかなかったんですけど、最近はそうでもないのかな?
ひなのいじめが解決した時の、「許さなくてもいいですか?」ってセリフが妙に離れません。
是非読んでみてください。オススメですヨ!
(こうして宣伝する側に回るミスターでした)
「謀反!謀反なりー!」
「よろしい。ならば虎高、討伐してこい」
「承知仕った!」
藤堂虎高は、主君の浅井長政に対して起きた謀反の討伐を命令された。
「それじゃあ行ってくる!」
虎高が妻にそう言い、謀反人討伐のために自宅を出ようとした時だった。
「俺も行きたい!」
そう言う者が現れた。
息子の高虎である。
世の中こんなにも名前がややこしい親子がいていいものか。
そう思うほどややこしい。
父は虎高、子は高虎。
間違えないでほしい。
さて、高虎に自分も行きたいと言われた虎高。
当然答えはNOであった。
高虎はまだ13歳。
初陣するには幼すぎた。
大事な息子を失うわけにはいかない。
そう考えた末の不許可だった。
しかし、これで諦めきれる高虎ではなかった。
「母上!どうしても出陣して父上を助けたい!ね!いいでしょ?」
なんと今度は母に頼み込んだのだ。
「もぉ~。しょうがない子ね。ちょっとだけよ?暗くなる前に帰ってきなさい」
「うん!」
そう言うと、母は高虎に短刀を持たせた。
子供に刃物を持たせる母親もすごい。
さて、意気揚々と戦場へやってきた高虎。
そこは屋敷だった。
謀反人は屋敷に立てこもっていたのである。
(まだ父上は乗り込んでないみたいだな…。なら、きっと父上の襲撃で敵は裏口から逃げるよね!)
そう考えて裏口にこっそりと待機した。
そして…。
「ひ、ひぇー!逃げろ!裏口を使え!」
襲撃を受けた謀反人は、本当に裏口を使って脱出を試みたのだ。
「読んでいたよもう一人の僕!ジャッジメントですの!」
裏口で待機していた高虎は、飛び出してきた謀反人を短刀で切り付けた。
最後は首級を上げるに至ったのである。
「くそ!どこに逃げた!?」
それから暫くして、虎高たちが謀反人の出て行った裏口へと集まってきた。
そこで虎高が見たのは、高虎が首を持っている姿だった。
「父上、お土産!」
「お前…すげーよ…」
高虎の活躍に、虎高はとても喜んだのだった。
藤堂高虎と藤堂虎高の逸話でした。
紛らわしいんだよ!
明智光秀と明智秀満の方が感じ違う分まだかわいいよ!
最初資料読んだとき「ん!?」ってなりましたもの。
因みに本文の最後の方はわざとです。
わざと名前連発しました。すいません。
八王子城になかなか行けません。
天気がさ、怖いんですよ…。
なんだよ台風って…。