三百番槍! 天守が無いのもいいじゃない!
というわけで、三百番槍を迎えました。
まずはお詫びから。
リクエストをいただいたので岳飛と秦檜の逸話を必死こいてまとめようとしたところ、私がちんぷんかんぷんになり挫折しました…。
金が王朝なのはわかった!…で?みたいな感じでした。
本当にごめんなさい!
続いて、感謝を。
三百番槍(ようするに正味300話)を迎えられたのは読者の皆様の応援があってこそです!
ご愛読ありがとうございます!
次は来月2周年を迎えます。
10月13日です。
その時には何か短編をビシッと書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
なお、げどーさんと五円玉さんは本日誕生日です。
十五夜もいいですが、やつらのお祝いもしてあげてください(笑)。
あ、別に年齢一緒ですけど双子じゃないです。
偶然です。はい。
高さ51メートルもあった天守が燃えるのに、時間はかからなかった。
本妙寺から出た火は江戸城をも飲み込み、天守も灰となったのである。
明暦の大火。
江戸の数ある火災の中でも特にひどかった大火である。
3日にもわたり、江戸城の縄張りを焼き尽くした火は、ようやく収まった。
さて、ここから復興である。
まずは城を直さなくてはならない。
天守を立て直すぞ。
誰もがそう思っていた。
しかし、一人の意見は違っていた。
「天守などいらん!そんなものに国の財力を使ってはならない!城下の復興が第一だ!それまでは富士見櫓を天守の代わりとする!」
そう言ったのは、二代将軍徳川秀忠の隠し子、保科正之だった。
「そうか…そうだよな!」
「まずは民のためにも城下再建を優先しよう!」
意見は一つにまとまった。
その結果、加賀前田家がせっかっく直した天守台の上に天守が建つことはなかったのであった。
なんで今この話?と思われるかもしれませんが、何やら江戸城の天守を五輪に合わせて建て替えようという話があるようなので。
なんで天守が無いのかを説明しようかと思いまして。
要は保科正之が城より街を選んだからです。
因みに余談ですが、前田家が直した天守台、もとは19.8メートルあったものを18メートルにちょっと下げてます。
切込接とかいう積み方だったかな?
天守ができたら見に行きたいですね。
イメージ的には大阪城みたいになるんでしょうか?
エレベーターついてる感じの…。
松本城並みの階段があるならそれはそれで…!
松本城についてはまた後日まとめます。
では、げどーさんから頂いた絵をば!(半ば忘れてた。危なかったー)
なんか連載終了感すら漂わせる作品ですが、まだまだ終わらせる気はありませんよ!
今回は焙烙明日香にモデルになってもらいました!
げどーさん、ありがとうございました。
これからも逸話書きますので、よろしくお願いします!