二百九十番槍 妖刀「鵜の丸」
バイトを辞めるにあたって送別会を開いてもらいました。
深夜のボーリングです。
それから翌日不眠で友達とカラオケ。
つまり寝てないのですよ。
バイト最終日に後半から「先輩の最後の日に一緒に出れて良かったです。ホントは辞めないで欲しかったです。愛してます」とか言われてどうしようかと思いましたが…。
辞めないで!と言ってくれる人がいるのは嬉しいものですね。
なんか必要とされてたんだなって…。
白河天皇も手にし、源氏や平氏の名だたる武将のもとを渡り歩いた名刀が「鵜の丸」だった。
しかしこの刀、曰く付きなのである。
ある者が弁慶ごっこをしようとして300人切りをした刀。
そしてこれを手にした人間は高確率で不可解な死を迎えている。
「最近雨が降り止まないのです。一緒に雨が止むように祈祷してほしいのです」
「いいよ!」
農民たちの頼みに元気良く返事をしたのは森忠政。
あの蘭丸の弟である。
忠政は農民たちと共に貴船神社までやってきて祈祷をした。
その時、雨を降らせる龍を退かせるために使ったのが、貴船神社に奉納されていた鵜の丸だった。
「この刀…。強そうな気がする!行くぞアマツマガツチ!」
忠政は鵜の丸を構えた。
そして…。
「おっしゃ!撃退したぞー!」
見事その龍を撃退したのだった。
しかし、それから暫く。
忠政の城、金山城に妖怪が出た。
「今度は妖怪退治か?しかし量が多いな…」
そこで、忠政は寺の住職に相談した。
「それは…鵜の丸についた怨念の仕業じゃ…」
「さすがは300人切った刀だな」
「関心してないでお祓いを…」
住職がそういうので、刀をお祓いすることになった。
しかし…。
「おいじじい。妖怪いなくならねーぞ…」
「ならもっとデカい神社に奉納してくだされ…」
結局、鵜の丸は伊勢神宮に奉納されることになったのだった。
森忠政と鵜の丸でした。
アマツマガツチはモンハン3の敵ですわ。
パロネタでした。
いろいろわけが分からない逸話ですね。
龍とか妖怪とか。
まあ鵜の丸の力ってことで!
では!寝ます!