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二百八十七番槍 やめて!殺さないで!

明日は東方輝針城委託発売日です!


買ってきたいと思います!


よっしゃー!やりこむぞ!


トリシューラ制限緩和並みにうれしいです。

あれは本当なのでしょうか?

関ヶ原の戦いで東軍についた細川幽斎は、大ピンチを迎えていた。


西軍1万5000の兵に居城の田辺城を囲まれたのだ。


なのに幽斎の軍は500しかなく、負けるのは目に見えていた。


「降伏などしない!ここで討死するぞ!」


幽斎は降伏、和睦をすべて拒否。


ここで討死してでも時間を稼ぐつもりでいた。


そんな時、八条宮智仁親王はちじょうのみやとしひとしんのうから手紙が届いた。


「あなたの若の才能が失われるのはもったいない!和睦して生きてくれ!」


そんな内容だった。


この親王、幽斎から若の指導を受けていたのだ。


師匠が死ぬのが嫌で手紙を書いたのだ。


しかし、幽斎からの返事は期待したものではなかった。


「古も 今も変わらぬ 世の中に 心のたねを 残すことのは」


今も昔も変わらないこの世の中に、心の種を残すのは言葉、すなわち和歌である。


そう返事がきたのだ。


「これは…幽斎の遺言…」


そう思った親王は、急いで幽斎に使者を出した。


「親王様が降伏してくれとお頼みです」


「いやだ。ここで討死するぞ!」


それでも幽斎の決心は変わらなかった。


ここである人物が動いた。


親王が騒いでいるのを重く見た、時の天皇、後陽成ごようぜい天皇だった。


「すぐさま西軍と幽斎は和睦せよ!」


そんな勅命を出したのである。


天皇の勅命とあらば仕方ない。


幽斎の方もこの形での和睦ならば負けたことにはならない。


「じゃあ…和睦するわ」


こうして幽斎は和歌の才能が功を奏し、命が助かったのだった。

幽斎の逸話でした。


親王に和歌を教えるとはすごい才能ですね。


藤孝よりも私は幽斎の方で馴染んでます。


皆様はどうでしょうか?

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