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二百八十六番槍 靴がないから逃げられない

おお…東方やってると書く時間が…。


後輩に何ともめんどくさい相談をされたり、夏コミ言ってくれる人を探したり、意外と忙しいんですよ?


とか言ってみたりです。

ここはある日の海蔵院。


海蔵院の僧侶の名は頼増らいぞうと言って、他人に厳しいことで有名だった。


幼き日の島津忠良は、ここで頼増に育てられることとなった。


「おい!忠良!いうことを聞け!」


「へっへー!いやなこったい!」


「そうか…ならば仕方ない」


で、忠良は柱に縛り付けられたり…。


現在教師がやったらPTAや世間が許さないような体罰はしょっちゅうだった。


「へい!ガキども!こっちだ!」


「負けねーぞ忠良兄ちゃん!」


「それはどうかな!?」


「何!?」


寺の中でそんな声が響く。


忠良が近所の子供と一緒に寺の中で遊んでいたのだ。


しかも大暴れして。


さすがにこれにはマンションの下の階に住んでいた訳ではないが、頼増が切れた。


「おい忠良!貴様!こうなったらもう許さん!」


そういってなんと薙刀を構えた。


PTAが怖くないのだろうか?


「ヤバイ逃げろ!」


忠良は逃げた。


玄関に差し掛かった時、絶望を覚えた。


「靴が…無い…。鞄ではなくて靴が…」


忠良は覚悟を決めた。


裸足で外に逃げたら足を怪我する。

なら…ここで!


玄関でピタッと止まって頼増に向き直ったのだ。


「ほう…。忠良。その覚悟やよし。もしかしたらお主…いつか良き大将になるかもしれんな」


頼増はそれだけ言って忠良を許した。


そして忠良はその言葉通り島津家を束ねあげ、島津家中興の祖とまで呼ばれるような名将になるのだった。

島津忠良の逸話でした。

誰?という疑問にお答えしましょう!


島津義弘の祖父です。


ってか頼増怖っ!


超怖いですね。


薙刀はダメですよ…。

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