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二百六十八番槍 お前間違ってる
眠い~。
昨日は1時間しか寝れませんでした。
はあ~。
辛い…。
ある日、剣豪・宮本武蔵は、弟子を呼びつけて叱っていた。
「おまけが他流試合などとは、そんなことは間違っている!」
「で、でも!最強をアピールできますよ…」
「甘ったれるな!」
武蔵は叫んで、弟子の前髪に米粒をひっつけた。
すると。
「はっ!」
武蔵が叫んだと同時、米粒が二つに斬れた。
武蔵はなんと米粒だけを斬ったのである。
これには弟子は腰を抜かした。
「…あ、ああ…」
「これほどにまで腕を磨いても、敵には簡単には勝てないんだ」
武蔵は静かに刀を鞘に収めた。
武蔵が弟子を叱った逸話でした。
前髪の米粒だけを斬ったとは…。
さすが武蔵…。
というか怖すぎますね…。