二百五十六番槍 ハトぽっぽ
八王子城がアニメ「レッドデータガール」の聖地になるそうです。
げどーさんが言ってました。
また聖地が増えますね。
でもなんで八王子城?
あそこは城ファンとハイキング客と心霊マニアしか行かなさそうな…。
武田信玄による信濃侵攻が進められていたまさにその時の出来事。
信玄は本陣を置いた寺の庭を家臣と共に眺めていた。
戦前ののどかな風景だった。
そんな時、ふと庭の木にハトが止まった。
「おお!ハトが来た!」
「これでこの戦勝てるよ!やったねたえちゃん!」
「おいバカやめろ!それより、なんでハトが来るのを喜んでんのさ?」
状況が掴めない信玄は家臣に聞いた。
「毎回ハトが来るとその戦には勝ってるんです!縁起が良いんですよ!」
家臣はそう言った。
「ふ~ん…」
信玄は冷たく返事をすると、なんと火縄銃を構えた。
「はっ!?え?話きいてました?縁起がいいんですよ!」
「だからなんだ!?」
バンッ!
銃声とともにハトが木から落ちた。
「な、何するんですか!」
当然、家臣からは戸惑いと疑問の声があがる。
「お前たち、もしハトが来なかったらどうする気だ?ハトが来なかったから戦には勝てませんっていうのか?だったら、そんな迷信信じない方がマシだ。そう思わないか?」
「なるほど!…でも、ハト殺すことはないんじゃないですか…?」
「…。うん」
信玄はその戦でも見事勝ちを取ったのだった。
迷信を打ち破るためにハトを撃った信玄の逸話でした。
なかなかひどい…。
可哀そうなハトですな。
信玄は常に「勝って兜の緒を締めろ」的な考え方でしたから、こんな逸話もあるのかもしれません。
更新速度低下中。
実験とかで意外と忙しいんですよ?
意外と…。
ごめんなさい。
許してください。