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二百五十二番槍 助命?切腹?気が気でないぞ!

今回でまさかの300話なんですね。


長いねぇ。


実は今回江戸城を挙げられればなと思ったんですが、残念ながら間に合いませんでした。


まだ門一つすら書いていない…。


なら前々から書きたかった伊賀越えだー!と思ったんですが長くなりそうなので…(おい


そんなわけで普通に史実です。



そう言えば大学のサークルで世田谷城行きました(歴史サークルではありません)

あと、松陰神社と(歴史サークルではry)

そして銀魂の「ヅラじゃない!桂だ!」のモチーフの人のお墓(歴ry)

「秀吉!今北陸を攻めている柴田勝家の救援に向かえ!すぐに出陣しろ!」


織田信長は、豊臣秀吉にそう命令した。


信長からの命令は絶対。


しかし秀吉は気が乗らない。


「勝家かぁ…。あいつ嫌いなんだよな…。何か将来的に戦の相手になりそうで…。賤ヶ岳あたりで…」


かねてから馬の合わない勝家の救援など行きたくない。


それでも行くしかなかった。



そして到着した勝家の陣。


「勝家殿、順調か?」


「順調じゃないから援軍を要求してんだよ!嫌味か!」


お互いがお互いを嫌う関係上、口論はしょっちゅうだった。


「なら打って出ればいいであろう」


「はぁ?ここはもう少し気を見計らってだな!」


「『見計らって』という言葉こそが出撃時を逃す原因になっている。じゃあいつ出るか?今でしょ!」


「今なわけねーだろ!バカが!」


「バカだと!?もういい!お前の救援などやりたくないわ!帰る!」


意見が合わず、喧嘩別れ。


秀吉は信長の許可なく戦線を退いた。



これに激怒したのは信長。


「何してんじゃこのサル!禿ネズミ!六本指!貴様少し頭冷やしてこんかい!」


謹慎処分が下ってしまった。


これには秀吉も焦った。


「ええ~と!どうしよう…。怒られた!謝罪を!それと…勝家が悪いことも言って…」


いろいろ頭を巡った結果、安土城へと謝罪しに行くことにした。


これに同行したのが秀吉の弟である秀長、そして家臣の浅野長政、蜂須賀正勝、竹中半兵衛であった。



「秀吉さん、こちらへどうぞ」


秀吉だけは信長のいる部屋へと通された。


それ以外の家臣たちは別室で待機となった。


「なぁ…。秀吉様、切腹なんてことにならないよな…?」


長政が不安げに聞いた。


しかし、一同沈黙。


緊張感が漂う。


実際、信長とはそういう人である。


「もしかしたら、生きてこの城から出ることは不可能かもな…。でもな!俺はすんなり死ぬ気は毛頭ない!」


そう言って、正勝は刀に手を掛ける。


部屋の空気は殺伐としたものとなった。


火種さえあれば一気に爆発しそうな空気。

その火種も時間の問題かと思われた。


そんな中、秀長はそっと腰をあげた。


こやつ、実の兄が命の危機だというのにまったく焦りを感じていないように見えた。


正勝にはその態度がどこか腹立たしくもあり、また不思議に見えたに違いない。


秀長が歩いて行ったのは庭に咲く小さな可愛らしい黄色い花。


菊であった。


さっと扇を広げると、秀長は菊の花を優しく仰いだ。


仰いだ先にあるには張りつめた空気が漂う待機部屋。


香りを乗せた淡い風が、室内に広がった。


長政と正勝はこの行動に不思議さを感じた。

しかし一つ言えるのは、怒りの感情が和らいだことである。


「ふふ…。そうだね。決して驕らないあの菊のように、僕たちも穏やかに待ちましょう。そうすれば、きっと朗報が届くよ!信じよう!信長様と、秀吉様を!」


半兵衛はいつも通り物静かに、それでも力を込めてみんなに言い聞かせた。



それからしばらく…。


「いや~、怖かった~。でもおかげで謹慎解除だよ!話せばわかるもんだねぇ!」


秀吉は許された。


この時やっと一同は心から安心したのであった。

普通に史実を突っ込んだ300話目でした。


というか余計な話入れないで史実だけ書いてる方が受けがいい気がするんですよね~(それ言っちゃうんだ…


そんなわけで挿絵を一つ。


挿絵(By みてみん)


げどーさんより。

最初は乙葉にはしゃがんで火縄銃構えてもらう気でいました。

構図が狂うとかで却下されこうなりましたとも。


300話の間にいろんなキャラが出てきました。


作者から見たキャラクター像でも書きますか。



乙葉

使い勝手の良い主人公。

行動力に優れてるから動かしやすい。

正式に副部長にしようか考え中。

友達に欲しい感じのキャラ。



晴美

説明を全部任せられるから好き。

頼れる。

知り合いにいたら盛り上がれそうなキャラ。

でも会うのは時々で良い感じのキャラです。



鬨哉

こういう友達が欲しい!みたいなキャラ。

頼れる感じのしっかりもの。

学校関連のことは聞けば何でも教えてくれる。

歴史知らなくても許されるよ、あんたは。



由佳

赤点付けない先生って教師の鑑だと思う。

ゆとりで悪かったね。

理想の先生です。

あ、歳とかじゃなくてだよ?女教師が好きと言うわけではありません。

電車じゃ行けない城にも行けるようにするためのキャラ。え?そりゃ必要なキャラですよ!タクシーとか言っちゃダメ!



げどーさんお気に入りキャラ。

よってモブから昇格。

巫女さん大好きな作者の趣味を突っ込んだように見えて実はげどーさんの趣味も濃い。

そんなわけで楓=作者の好みは成立しておりません。

今では立派にアドバイザー地位に。

頼れる先輩として欲しいキャラ。



すみれ

自由人。

半分は作者の理想。のんびり気楽に!がにじみ出ている。

他人依存他力本願特化型。つまりは作者そのもの。

遊ぶのは好きだけど仕事はしない。

うん。私だ!



明日香

げどーさんが頑張って最少身長にしようと企んでいる。

149センチに設定を変えてほしい。というのは昨日ファミレスで5時間言われたこと。

友達に欲しいかも。いじり易そうなんで(笑)



ひなた

江戸城書いてて分かったのは、作者的に一番ひながお気に入りだということ。

出番はすくないけど。

後半で化かす!と心に誓ったキャラ。

主役にはなりえないところが好き。

出番はすくないけど(大事なことでした)

もう彼女に欲しい。お気に入りです。



紗代

初の名前が三文字じゃないキャラ(後で気づいた)

江戸城書いてる感じだと完全に作者殺し。

執筆が進まないのはこいつの所為じゃね?とまで思う。

知識に穴が無いキャラとなりました。

グループワークとかやるときの班員に欲しいキャラ。



300話でした!これからも書きますぞー!


伊賀越え書きたいなぁ~。

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