二百四十八番槍 勉強してるならよかろう
明日はバスツアーで上田城と松代城と松本城に行きます。
雨が確実に降りますが負けません。
バスツアーで時間が限られてることが痛いですが、ちゃんと見てきます。
室町幕府の第13代将軍、足利義輝は、三好三人衆に敗れて近江の国に落ち延びた。
これについて行ったのが細川幽斎だった。
逃亡生活は決して楽ではなく、夜使う灯り用の油さえ買えないほどだった。
「油が欲しい。これじゃ夜本を読めない…」
葛藤の末に幽斎は決心した。
神社から油を盗もうと。
最初は上手くいった。
それでも時が経てばバレるもの。
油の減りが以上に激しいことに気づいた神主が門番を立てたのだ。
そこにいつもの用にやってきた幽斎は門番に捕まった。
「貴様か。油を盗んだのは。貴様、幕府の…」
幽斎は幕府に付き従う者として有名だった。
「はい。夜、勉強のために本を読むのですが、お金が無くて油を買えませんでした。勉強のための油を手に入れるなら、神様も多目に見てくれるかと…。ごめんなさい!」
幽斎は謝った。
「幕府の人間がそんな油すら買えないとは…。勉強のためだろ?なら油くらい言ってくれればいつでも分けるぞ」
同情から、神主から油を分けて貰えることになった。
「ありがとうございます!」
これ以降、油に困ることはなかった。
細川幽斎でした。
油が買えないと言ったら油貰えた逸話です。
神主いい人で良かったですね。
勉強熱心だといいことありますね~。
只今江戸城編書いてます。
コラボ企画も含んでるのでちょっと大変です(笑)