二百四十七番槍 戦況を見抜け
現在「水曜どうでしょう」の新作撮影中とみていいんでしょうか?
だとしたらかなり嬉しいことです。
発表があったのが一週間前ですから、結構な長旅…。
海外でしょうか?
いや、前回は国内だったし…。
今から楽しみです。
大学で局地的な女子から影で「エレメント君」と呼ばれていることを差し引いても嬉しいです。
心当たりは一つだけ…。
別にこの際悪口じゃないからいいです。
豊臣秀吉が行った朝鮮出兵。
これに黒田長政隊として参加したのが体に53もの傷を持つ男、後藤又兵衛。
又兵衛は本陣で戦況を見ていた。
「そろそろ先鋒が敵とぶつかるころか…」
そう呟いた時だった。
「わーーっ!」
遥か遠くから声が聞こえた。
「先鋒が敗れた!すぐに救援部隊を派遣するのだ!」
声だけを聞き、又兵衛はそう叫んだ。
「なぜ分かる?」
長政には又兵衛の言動が意味分からなかった。
「声が近づいてきてます。つまり、先鋒が退却を始めたということです」
「なる程…。直ぐに先鋒の援軍に向かえ!」
長政は納得し、指示を出した。
素早い指示もあり、何とか状況は立て直した。
そして再び朝鮮軍と戦うこととなった。
立ち上る砂埃。
辺りが白くなり、戦況を見ることは不可能かと思われた。
しかし、又兵衛は違った。
「敵が攻めて来るときは黒い砂埃が迫って来ます。でも、逃げる時は白い砂埃が立ちます。あれは白い砂埃が離れていってる。つまり、我らの勝ちです」
又兵衛はそう言い切った。
事実、又兵衛の言うとおりだったという。
後藤又兵衛の逸話です。
なかなか好きな武将なんですが、大阪の陣で討ち死にしました。
…伊達政宗め。
又兵衛の洞察力が優れていたことを示す逸話です。
砂埃に関しては風向き、路面で変わる気がしますが…。
何か戦車とかも開発してたらしいですよ。
すごい武将です。