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二百四十三番槍 だってあいつら火使ってくるから…

雨がスゴいです…。


新入生歓迎会という名の部活動勧誘会に参加しました。


会計なので逃げ道がありません。


部費も出てないのに会計なんです。


仕事はありません。



なんであんたは勧誘する方なのにちゃっかり兼部したの?と聞かれたら答えられません。

「本願寺を叩く為には、その同盟者で兵糧輸送をしている毛利を叩かなければならない。しかし毛利は言わずと知れた水軍使い…。我が方も水軍で戦わなければならない。九鬼、お前に任せた」


織田信長は、敵対する本願寺を攻略するために、まず毛利を攻撃することにした。


毛利と言えば水軍が有名。


これに対抗するために、家臣の九鬼嘉隆(くきよしたか率いる九鬼水軍に出陣を命じた。


これにより始まったのが木津川口の戦いである。


「毛利などやっちまえ!こちらだって天下に名を知らしめる水軍よ!」


「船とて所詮は木よ!燃やしてしまえ!」


突っ込んでいった九鬼水軍に対し、毛利水軍は火矢を浴びせた。


「はっ!海の上で船が燃える訳がな…くない!燃えてるだと!?」


毛利水軍の見事な作戦の前に惨敗した嘉隆だった。



嘉隆はこれを信長に報告した。


「あの…。負けました」


「なんだと?貴様!どういうことだ!」


信長の怒りは頂点に達している。


「だって!あいつら火を…!」


「だったら燃えない船造れよバカ!」


「そんなムチャな…」


ムチャだとは思った。


それでもやるしかなかった。


分かりましたと言わなければ斬られてた可能性だってあったのだから。


「燃えない船…。燃えない…。そうか!」


急いで作りだしたその船は、当時の人々の度肝を抜いた。


長さ23メートル。

幅13メートルの大きな船。


外観も異様で、鉄板で完全に火をシャットアウトしている。


しかも大砲まで装備。


それが6隻である。


完全に毛利水軍にメタを張って迎えた再戦の日。


「なんだあれ!燃えないだと?」


「我が船は燃えないのだよ!いや~、萌えるねぇ」


結果はなぜ前回負けたのか分からないほどの快勝。


信長も大満足だった。


「良くやったぞ九鬼!領地増加だ!」


「有り難き幸せ!」


この一戦で領地を増加されたことにより、九鬼嘉隆は晴れて大名となったのだった。

九鬼嘉隆の逸話でした。


信長のムチャ振りに頑張って答えた形です。


鉄甲船といいます。


いつだったか再現した写真を見たことあるような…。



近日中に新入生入部させます。


入部と江戸城は別にやります。


ちょっとやりたいことが出来ましたので!

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