二百四十二番槍 こいつ…ただ者じゃないぞ!
今日は4月3日。
シーサーの日です。
実際沖縄ではちょっとしたイベントやったりします。
ヤチムン通りにあるシーサー博物館が無料で入れます。
さて、のんきな話をしてられない事情がありまして。
埼玉県を走る西武秩父線廃止の危機です。
署名活動で反対運動してますが、心配です。
あれが無くなったらもう秩父へは行けません。
アメリカの西武グループの株持ってる会社が、採算が合わないから廃止にしろとか訳わかんないこと言ったらしいです。
おまけに西武ライオンズまで手放せとか。
…黙れよ。
これ聞いて結構本気で怒りました。
秩父はお年寄りが多い町です。
鉄道が無くなったらどうなるのか…。
人がいない仲見世通りなんて想像できません。
西武さんが圧力に負けないことを信じてます。
現場を知らないで無茶しか言わない上の連中には負けないでください。
やってることは忍城攻めの時の秀吉と一緒です。
現場を知らないで指示してどうなったのか。
歴史が証明してくれてます。
皆様にお願いです。
秩父線廃線に賛成しないで欲しいのです。
皆様にとっては他人事かもしれません。
でも、私にとっては愛着のあるものなんです。
そもそも必要な路線なんです!
どうか賛成だけはしないでください。
反対意見を持って欲しいとまでは言いませんから…。
なんか、私事で申し訳ないですが、どうしても無くしたくないのです。
室町幕府第八代将軍の足利義政は、ペットとしてニホンザルを飼っていた。
しかし、このサルが凶暴で有名。
かまれたり引っかかれたりする被害者が続出していた。
義政の趣味はそれを観察することだったのだから仕方ない。
さらに将軍という立場を利用して誰にも文句を言わせないのだから余計にたちが悪い。
そんなある日、義政は宴をするという名目で太田道灌を呼び出した。
実際のところ、ただ道灌がサルに怯える様子が見たかっただけなのだが。
「やぁ道灌殿。よくぞ来てくれた」
そう言って出迎えた義政の傍らにはやはりサルがいた。
(さぁ、ビビれビビれ!我がペットにビビるがよい)
内心わくわくの義政。
しかし…。
「ギャー!キキー」
サルは悲鳴にも近い声を上げると、ビクビクと怯えだし、最後は地に頭をすりつけてしまった。
これは義政も予想外。
「道灌…。ただ者ではないな…」
義政は道灌をそう評価した。
宴が終わり、道灌は義政のもとを離れる前に人に会った。
相手は義政のサルを躾けている猿回しだった。
「いや~。いつもサル貸してくれてありがと。おかげで将軍も俺にビビってたよ。ほら、これは駄賃だ」
「いえいえ。これくらいのことなら協力しますよ」
そんな会話をしながら、道灌は猿回しに金を与えた。
実は道灌は、前々から義政のサルについて知っていた。
そこで、猿回しに金を渡してこっそりサルを借りることにしたのである。
あとは借りた義政のサルに鞭打ちして、自分に対する恐怖心を植え付けさせる。
そうすれば当然義政の前でサルと対面した時も、サルは恐怖に震えるわけである。
そんな事とは知らない義政は、道灌の怯える顔を見ることはできなかった。
太田道灌の逸話でした。
しかし義政の性格の悪さ…。
義政までくると戦国っぽさは無いですね。
銀閣建てた人…?
基本的な歴史が分かってない私がいる…。
そういえば、鶴ヶ城の旅行記で最後に貼った参考資料の画像がみてみん本部によって消されました。
やっぱまずかった?
自覚はあったんですよ?
まぁ、パソコンからなら見れる(クリックしても大きくなりませんが)ので、暫くそのままで。
何か言われたら消します。
それと、少し前にげどーさんから挿絵もらいました。
和服姿の乙葉です。
鶴ヶ城旅行記の中に入れておきますので、ぜひご覧ください。