表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
276/608

二百三十一番槍 忍城の戦い

漫画はご覧いただけたでしょうか?


昨日のケータイからのPV閲覧者数が1だったことにもめげず書いて行きたいと思います。


今回は漫画に乗っ取って忍城の戦いを。


てか書こうと思った逸話を話す為にはここから書かなきゃいけないと…。


そんなわけで次回も半ば続きみたいな感じでやります。

1590年夏の始め。


石田三成は丸墓山古墳に立っていた。


直線距離にして2.4キロ離れた、忍城を睨みながら。


北は利根川、南は荒川に挟まれた忍城は、沼や田をを巧みに利用し堀としていて、まさに難攻不落。


遠くから見ると沼に浮いているように見えることから「忍の浮き城」と呼ばれるほどだった。


「何が浮き城だ!ラピュタか!」


三成はくだらないとでも言いたげにそう吐き捨てた。


「そんなに水が好きなら、もっと水をやろう」


三成はそう言うと、さっそく行動に出る。


破格の賃金を提示して、忍城周辺の民を集めた。


忍城を囲む堤を造ろうというのだ。


その堤の中に利根川と荒川を取り込んでしまう計画。


そうすれば城は水に浸かる。


かつてあの豊臣秀吉が使った作戦でもある。


三成は水攻めに自信があった。


だからこそ短期決戦を望む。


早く堤を完成させたい!


はやる気持ちからの破格の賃金だった。



一人1日の労働で米一升と60文。

深夜料金はそれに40文追加。


60文といえば三途の川を5往復できるのだから大金である。


通常の仕事の倍の料金と言えば分かりやすいだろうか。


故にこんなにいい仕事は無いと人々は集まった。


その結果、堤は6日間で完成した。


幅11メートル、総距離28キロ、高さ3.6メートルという立派なもの。


これで忍城は万事休すかと思われた。


しかし、予想していたより利根川の水が少ない。


しかも川と忍城が遠い。


さらに忍城がある場所はちょっと土地が高い。


詰みである。


さらに三成に追い討ちを掛けたのが暴風雨。


これにより堤が崩落。


三成の軍は270人溺死した。


それだけではない。


堤の向こうは一応水浸しだったわけなので、沼が拡大。


攻めるには最悪な状況が生まれた。


そんな状況の中でも応援にやってきた浅野長政は30人ほど忍城側の兵を討ち取っている。


因みに、堤が崩落した理由は、忍城主の成田長親に恩がある農民が、平成の悪徳業者もビックリの手抜き工事をしたからと言われている。


高賃金をアダで返すとはなかなか悪ぶれた農民である。



結局、三成はどうすることもできず、戦の勝敗は忍城から見て本城である小田原城が落ちるのを待ってからとなった。


この戦により三成は「算盤勘定はできるが戦下手」のレッテルを貼られることになった。

忍城の戦いでした。


漫画が忍城だったので。


石田堤ですが、6日間で作ったというのが正しいみたいです。


漫画だと5日間になってるはず…。


あれ私の指示です。

私が悪いです。


ネーム見たら1ヶ月となってたので修正したんですが…。


次回はこの戦いの後というかなんというか…。


今回は英語を教えたいがためにアルファベット教えた…みたいな?

そんなイメージです。


私は教えられる立場にいませんが。



只今漫画でもありましたように鶴ヶ城旅行記執筆中です。


飯盛山とか書いてるとクラクラしてくるんですわ…。


戦国ほど時が経ってないから白虎隊と言えどなんか…リアルなんですよ。


戦国武将だと「縁の地」として見れるんですが、白虎隊は「悲劇の現場」として見ちゃって…。


頑張って書きますので、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ