二百十六番槍 いざ沖縄!
声優の安玖深音さんの声が好きです。
ミスターです。
あんまり変なこと言うとお気に入り登録件数が激減するのであんまり言いません。
去年からやってたリレー小説が終わりそうらしいです。
ラストを飾るのは私ではないので…。
「人間社会にようこそ!」書いてたら更新速度が激落ちくんですね…。
センター試験当日に落ちると言うのは止めますか。
では、本文へ!
「燃え上がれ!さぁ!萌え…違う。燃え上がれ!」
炎に包まれる大阪城。
辺りには黒煙が立ち上った。
徳川家康は、その様子を見てついつい椅子から立ち上がり、両腕を高々と上げた。
「さて、仕上げはあの小屋に逃げ込んだ小僧を討ち取るだけよ!」
家康はそう言って、ゆっくり歩き始めた。
そして…。
「銃撃せよ!」
家康の言葉で一斉射撃が始まった。
いつしか、小屋は炎に包まれていた。
その時、中にいた小僧。
石田三成の、あるいは大野治長の子。
豊臣秀頼は…。
静かに時を待っていた。
影武者を討ち取られ、徳川軍から死んだとされていた真田幸村と共に。
そして時は熟したと言わんばかりに2人で目を合わせ…。
燃え盛る小屋を脱出した。
「でも幸村?これからどうすんのさ?周りは敵だらけだよ?リアル四面楚歌だよ!」
「全く、秀頼様はメンタル面がもやしですね。心配ご無用。まずは鹿児島へ行きます」
鬼のような幸村が華のような秀頼を連れ、鹿児島へ逃げた。
そんな噂が庶民の間に流れていた。
そんなころ…。
「大変です!一般人の間に秀頼生存説が囁かれています!薩摩にいるとか」
「なに?あいつ生きてるのか!こうなったら…!」
そんな情報が家康に入り、すぐに対策が取られた。
幕府は薩摩藩を通じて琉球に大坂の落人を捜索し、発見次第ただちに日本へ引き渡せという命令を出した。
「秀頼様、ヤバい命令が出ました…。こうなったら琉球に逃げましょう」
こうして、二人は琉球へ。
当時から大阪から鹿児島を通り琉球へ入る海のルートはあった。
その頃、幕府では。
「家康様!秀頼が今度は琉球で城を建ててるらしいです!」
「なんだと!こうなった琉球を統一する!秀頼の隠れ城を炙り出せ!行け薩摩藩!」
これが琉球出兵の真実…という説もある。
今回書いたのは通説ではありません。
秀頼琉球逃亡説です。
鹿児島へ逃げたのは当時から噂されてたみたいです。
幕府は逃げた秀頼を追う為に琉球に出兵した…なんて説も。
あと、秀頼は秀吉の子ではないという説もあります。
じゃあ誰が父親か。
淀殿と密通していた大野治長。
淀のお気に入りだった石田三成。
この辺が有利らしいです。
なんだかよく分からない時代です。
因みに鹿児島に秀頼が行った根拠の一つに、熊本城に昭君の間とかいう部屋があって、秀頼が生活してたんじゃね~?という伝説があるそうな。
しかし何故に沖縄…?
確かに幕府の力は南は弱いイメージありますけど…。