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二百十五番槍 日の本を我が手に
あ~。まだ挿し絵貼れないです。
貼れない?
貼らない?
どっちかな?
はい、ごめんなさい。
怒りっぽい上、勉強が嫌い。
戦の真似事が好き。
ようするに乱暴なガキ大将。
そんなどこぞのジャイアンみたいなのが、大友宗麟の少年時代だった。
そんな宗麟が、乳母とともに神社にやってきた。
キリシタンとして有名な宗麟も、少年時代はそんなことはなかった。
乳母とともに、二拝二拍手一礼を終える宗麟。
顔を上げて横を見ると、まだ乳母は祈っていた。
「何をそんな熱心に祈っていたのさ?」
宗麟が聞いた。
「ふふ。若様(宗麟のこと)がこの九州を治められますように…と」
微笑しながら乳母は言った。
「なんだよ~。どうせなら九州と言わず、日の本全土と祈って欲しいな!」
「ふふふ。頼もしい若様ですわね」
乳母の期待に反し、宗麟はキリシタンとしてとんでもない大名に育ってしまうのだった。
宗麟も昔は頑張ってたんですね。
しかし宗麟が怒ってるイメージわかないです。
日本を!とか考えてた時期が宗麟にもあったんですね~(笑)