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二百十三番槍 落ち武者狩りすら味方に

モンハン3借りたり遊戯王の大会出たりと、少しは小説書けよと言われそうな日々を送りました。



家の前から水が湧くし…。


水道管逝ったみたいで、今日直してました。


モンハンね、まだ生肉2つ集めただけなんですが…。


まずは操作に慣れるとこからなんですわ。


しかし、全く攻撃してこないドードーみたいな鳥を斬るのは心が痛みますね。

天下分け目の関ヶ原。


敗れた西軍の諸将は落ち延びるために逃げ去った。


その中に宇喜多秀家もいた。



「今頼れるのは…島津しかないか」


秀家は遠く薩摩の島津家を頼るため、なるべく人目のつかない山道を選び進んだ。


しかし、そんな道には落ち武者狩りが居るのが常。


落ち武者狩りとは、敗走している将は少数であることが多いのに目をつけ、襲って鎧や刀を売る武装農民である。


秀家の選んだ道にも落ち武者狩りはいた。


矢野五右衛門という男だった。


「お前、関ヶ原からの敗将だな!討ち取って首を東軍に差し出して褒美をもらってやる!」


そう言うと、五右衛門は竹槍を構えた。


「ちっ…!もはやこれまでか!ならこの首、家康のもとへ届けるがよい!」


胸を張って、堂々と言い切った。


「なっ!お前…。…わかった。付いてきな。うちに泊めてやる」


五右衛門は秀家の態度に感服し、他に待機していた落ち武者狩りの連中を言いくるめながら秀家を自宅に匿った。



それから暫く。


「世話になった。そろそろ行くわ」


秀家は五右衛門に別れを告げた。


農民に変装しながら薩摩を目指し、ついに到着したのだった。




その頃、大阪。


豊臣の本拠地となるここに、秀家の家臣が一人残っていた。


「さて、腹をくくって行きますかな…」


そう呟いて立ち上がると、秀家の家臣は主君の刀を持った。


そのまま東軍大将、徳川家康の家臣である本多忠勝に会いに行った。


そして、目を潤ませながら叫んだ。


「我が主君、宇喜多秀家は腹を切りました。その身は焼き払いました!」


「そうか…。HARAKIRIしたか…」


家臣の嘘の報告を受けた忠勝は信じ込み、家康に報告した。


このことで家康も秀家は死んだと思い込み、秀家が追われることはなかった。



宇喜多秀家の逸話でした。


この後、これ以上島津家に迷惑はかけられないと幕府に自首。


八丈島浪人、記念すべき初号機となるのです。


八丈島生活は大変だったらしいのですが、それはまた別のお話ということで。


忘れなければ書きます。


書かなかったら是非とも言って下さい…。

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