二百十二番槍 敵との絆
なんと!
馬場俊英さんのサインが手に入りました!
おまけにグッズまで!
もう何と言っていいか…。
嬉しいです!
上杉景勝を叩くため、上杉討伐軍を出した徳川家康だったが、石田三成が挙兵。
三成を倒すために引き返したのだった。
「何故に!どうして私は父上と一緒に行ってはいけないのですか!?私が先陣を切ります!」
家康に強く講義するのは結城秀康。
家康の二男である。
秀康は関ヶ原で三成と交えたいと思っているのだが、家康は秀康を宇都宮城に留め置く判断をしたのだ。
「いいか?三成の軍は所詮は寄せ集めの結束力に欠ける軍だ。しかし、上杉の軍勢は軍神、上杉謙信の軍。謙信の軍を止められるのは秀康!お前しかいない!万が一上杉が挙兵したら、お前が頼みなんだ」
家康にそう言われ、秀康は宇都宮に留まることにした。
そんな中…。
「大変です!上杉が江戸を攻めるという噂が流れております!」
家臣からの知らせが秀康に届いた。
「それは本当か!?」
「噂なので定かではありませんが、もし本当なら…」
秀康は噂を確かめるべく、上杉に使者を送った。
とんでもない内容で…。
「なあ上杉さん。暇だから戦しませんか?」
景勝からの返事は直ぐに来た。
「大将のいない城を不意打ちなど出来ない。じっちゃんの名にかけて!」
「ほう…。噂は噂でしかなかったか」
返事を受けた秀康は安心していた。
その後関ヶ原の戦いで三成率いる西軍が負けた。
当然上杉軍も取り潰しの危機に立たされた。
「なぁ秀康さん。上杉は徳川に降ると、家康様に伝えてくれんか?」
秀康は景勝にとって頼りの綱となっていた。
秀康は直ぐに家康のもとに行き、意見を述べた。
「上杉を滅ぼしてはなりません!敵が弱体化したのを狙うのは義に反した外道な行いです!」
秀康のこの訴えが受け入れられ、上杉家は潰されずに済んだのだった。
結城秀康ってどのくらい知名度あるのでしょうか…?
上杉と言えば「義」ですよね!
テストが近いのでしばらくペースが落ちるかもです。
ごめんなさい。