二十一番槍 独眼竜の懐刀
伊達政宗の懐刀です!
某スタイリッシュ英雄アクションゲーム的に言うと…「竜の右目」…?
「うわぁあー!右目!右目がぁ!」
今でこそ奥州を治める独眼竜伊達政宗だが、小さい頃患った天然痘の毒が右目に回り、失明した。
それから数年後…。
立派に成長した彼の右目に異変が起きた。
「殿、その右目、最近飛び出して来ましたな。見えないのなら必要ないのでは?」
独眼竜の懐刀と言える存在の、片倉景綱が言った。
天然痘を患って以来、光を失った政宗の右目が飛び出してきたのだ。
「ん~。そうだな。天然痘のせいだろう…。両目見えれば天下も簡単に取れたろうに…」
「その目なのですが、戦で敵に掴まれたらどうするつもりですか?」
「…ほう。よし!小十朗!取れ!」
「ははっ!」
小十朗…すなわち、片倉景綱は静かに動じた様子もなく腰から短刀を取り出した…。
片倉(小十朗)景綱は、初代「小十朗」ですね。
天然痘の影響で飛び出してきた伊達政宗の右目を切り取ったのは景綱らしいです。
ただ、政宗が自分で目に短刀を刺したっていうのと、政宗が景綱に取れと命令したというのとがありまして、どっちが正解かわかりません。
しかし、右目の切除に景綱が関わったことは間違いなさそうです。
本文ではですね、そのまま書くと「残酷な描写あり」タグ貼らなきゃいけなくなりそうだったので、途中で切りました。
中途半端でスイマセン…。
度胸あるお人だったんですね、片倉景綱は。
皆さんは、小十朗と景綱どっちで呼ぶ派ですか?