連合軍(コラボ) 三顧の礼は無駄にしない!
今回はトランペッターさんとのコラボです。
トランペッターさんの方にも、前回私が書いた滝川一益の逸話をトランペッターさんの文字で書いたものが掲載されてるはずですよ!
まだまだ劉備の軍が小さかった頃。
劉備は探していた。
「天才」という逸材を。
「天才はいねが~。天才はいねが~?」
「なまはげかっ!?天才を悪い子みたいに言うなよ!」
突っ込みを入れたのは家臣の徐庶。
「だってさ、本気で天下取る気なら、軍師選びが肝心なんでしょ?かつて豊臣秀吉が兵衛'Zを味方にしたように!」
「兵衛'Z!?二兵衛と言え!そしてかつてじゃねーよ!うちらから見たら偉い先の未来だよ!」
「そう?しかし…天才はいねが~…」
不毛なやり取りが続く中、徐庶はある提案をする。
「あ、知ってますよ!天才!」
「俺か!?俺のことか!?」
「うるさいバカ!諸葛孔明という男がいまして…。会ってみたらいかがでしょう」
この提案を受けて、劉備は孔明の家へと行った。
しかし…。
「徐庶~。孔明いなかったぁ」
「じゃあまた今度行ってきな」
そして、その今度がやってきた。
劉備は再び孔明の家を訪ねたのである。
「孔明います~?いませんねぇ…」
そして帰宅。
「徐庶~。また孔明いなたった」
「あんた運悪いな…。また今度行ってきてくださいよ」
「わかった」
さて、三度目の正直。
劉備はまた孔明の家へと繰り出した。
「三度目の正直と二度あることは三度あるって、どっちが可能性高いのかな?ただし、可能性は同様に確からしいとする…」
そんなことを考えていたら孔明の家に到着した。
いつものようにドアをノック。
すると…。
「はーい。どなたです?」
その天才はついに姿を現した。
劉備は三度目の正直の方が確率が高いと信じるようになった。
「劉備です。大将やってます。あなた天才ですよね!是非軍師になってくださいませ御主人様!」
「いや…そんな急に言われても…」
孔明は困惑した。
「だって、もう三度も来てるのに一度も会えなかったんだよ!」
「え…?三度も…?そんなに熱心な…」
少し考える仕草をして、孔明は腹を決めた。
「お仕えしましょう!三顧の礼は無駄にはしません!」
「おお!サンキュー孔明!」
こうして諸葛孔明は劉備に仕えることとなった。
「戦国鍋TV」ネタ盛りだくさんの話となりましたね…。
YouTubeとかで「兵衛'Z」調べてみてください。
曲聴けると思います。
戦国で言う三顧の礼は秀吉が半兵衛訪ねたアレが出てきますね。
まぁ、ようするにやってることは同じですわ。