百九十四番槍 シマヘビ撃破!
電車で隣に高校生のカップル座った。
政治学の授業で「絶食系男子」と揶揄された私にたてつこうと言うのかね?
電車内でイチャコラしやがって!
ふん、失う辛さをいつか知るがいいわ!
リア充爆発しろ!
とか非道なこと思ってたら電車が緊急停車しました。
…何だったのでしょうか?
森長可は油断していた。
油断していたために犬山をノーマークにしていた。
その結果、味方であった池田恒興に犬山を乗っ取られた。
時は小牧長久手の戦いのちょっと前。
「あの恒興に乗っ取られるとは…。悔しいですねぇ。こうなったら今度の戦いで武功を立ててやる!」
そう思い、犬山の先にある八幡林に布陣したのだった。
八幡林の神社に立ち寄ったとき、拝殿の横からふとヘビが飛び出した。
「おお!これはカラスヘビ!これで勝てますな!よっ!やったね大将!」
神社の神主はそう言った。
「カラスヘビ…?なんだそれは?」
長可は神主に聞いた。
「動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 ナミヘビ科 ナメラ属 シマヘビに属する生き物です。学名はElaphe quadrivirgataです。それの黒色変異個体のことですね。うちのご神体です。大丈夫です、毒はないです」
「なんだかよくわからんが要するに黒いシマヘビだな?」
「そうっすね」
「ふふふ…」
不意に長可は笑い出した。
すると…。
「俺は八幡の神様など信じない!くらえ!マウンテン・オブ・フェイス!」
そんな技名を叫びながらカラスヘビを二つに掻っ捌いた。
そして…。
「蒲焼にでもしな!」
神主にぶん投げた。
「ははは!本日の門出はよろしいな!」
そう叫んで小牧長久手の戦いに出陣し、首だけになってしまうのだった。
八幡の神にあんなことするから討ち死にするのです!
とか言ってみるテスト。
「マウンテン・オブ・フェイス」、何人くらいネタが通じるんでしょうか?
東方ネタです。
八幡神社の神がヘビなのは東方ではお馴染みですよね~。
さて、今回は池田恒興の逸話でした。
え?何?池田さんの逸話ですよ?
何言ってんですか。森さんじゃないっすよ?
そりゃもうリクエストに答えて池田さんの逸話を…。
はい、そんなものは存在しなかったので、トランペッターさんが提供してくれた池田恒興が名前だけ出てくる逸話でした。
カラスヘビは黒いシマヘビのことですね。
無意味に生き物殺すなし…。