百八十二番槍 欲しかったんだよ
久しぶりに通常更新です。
この逸話見たときは笑ってしまいました。
ある日、青い目の少年が友人と竹林を優雅に散歩していた。
「竹林は素晴らしい。空気が綺麗でいろいろ綺麗で緑で…」
この少年、名は天草四朗。
その容姿から外国人のキリシタンとのハーフではないかとも疑われている。
散歩中の四朗の前に、一匹のスズメが現れて竹の枝に止まった。
「おっ!竹にスズメが!」
声を上げる四朗。
「どこの上杉家や伊達家の家紋ですか…」
四朗の友人が呟いた。
「ちょっと見ててみ!」
そういうと四朗は音を立てないようにスズメに近づいて手をかざした。
そして…。
「ザケル!」
「電撃出すわけじゃないでしょあんた!?」
四朗が呪文を唱えたとたん、スズメは人形のように動かなくなってしまった。
「これでよし!さぁ、持って帰ろう」
そういうと四朗は枝ごと折ってスズメをポケットに入れた。
「え?スズメをポケットにって相当シュールですよ!?欲しかったの!?」
友人は突っ込まずにいられなかった。
「欲しかったの!ペットにするんだよ」
「じゃあ呪文で固めなくても…」
四朗はそう言われながらも竹の枝とスズメを持ち帰ったのだった。
ザケル!
懐かしい響きです。
以前感想でいただいたのですが、天草四朗女説があるらしいですよ!
え…?
というかこの逸話、なんでスズメ持ち帰ったんでしょうね?
欲しかったんでしょうか?
そしてどうやって固めた?
生物用語で細胞等を殺すことを「固定」っていうんですけど…。
スズメ生きてますよね…?
四朗の逸話はありえないことが多くて面白いですよ!
また調べたら書きたいですねぇ~。