百八十番槍 副業ですが文句ありますか?
乙葉
「今日は10月10日!さて、何の日でしょうか!?」
鬨哉
「えっと…。ジュージュー…焼き肉の日?」
乙葉
「えっ…?今日は松永久秀が爆死した日!日本史に初めて『爆死』って使われたのは久秀なんだよ!」
鬨哉
「へぇ~。じゃあ、4日後の10月14日は何の日だか知ってる?」
乙葉
「えっと…。伊達政宗の重臣、片倉景綱が死んだ日!」
鬨哉
「そうなの?一応公式に鉄道の日だよ。新橋と横浜の間に初めて鉄道が通った日なんだって」
乙葉
「ほぇ~。じゃあ3日後は何の日?」
鬨哉
「この小説1周年!」
「あ~…。今回も泥試合か…。暇だねぇ~」
「戦なんてこんなもんでしょ~」
なんとも気の抜けた会話漂う戦場。
織田信長が戦を始めてから早くも数カ月。
信長の家臣である松永久秀の陣では、すでに長引く戦に緊張感は失われていた。
「おいお前ら!サボるな!仕事しろ!戦国の世にニートなんて時代を先取りし過ぎだぞ!」
久秀は士気の無い家臣を注意した。
「俺は信長のために働きたくないんすよ~。ここ何ヶ月も膠着状態で睨み合うだけですし…」
「あ?信長の為に働く必要はねーよ!暇だろ?なら饅頭作れ」
久秀の命令が下り、家臣は饅頭を作った。
「作りました!」
「よし!なら売ってこい!そうだな…。柴田勝家の陣とか狙い目だぞ」
久秀は他の武将の陣内で饅頭を売った。
「おっ!久秀饅頭!くれよ!」
「俺にも久秀饅頭一つな!」
久秀の饅頭は「久秀饅頭」と呼ばれることとなり、一瞬で蒸発する人気商品となった。
「絶園のテンペスト」が面白い…じゃなくて。
松永久秀の命日ということで、久秀の逸話でした。
平蜘蛛を叩き割って爆死!
因みに東大寺焼いたのも10月10日。
そして、更新予約も残るは柴田勝家のみとなりました!
(佐々木小次郎?知らないなぁ)
ヤバい…。勝家は他に逸話が…。