百七十九番槍 目も脚もくれてやる!
もうあと少しで1周年!
頑張った頑張った!
そしてお詫び。
テーマに沿って逸話を書いてきましたが、私はですね、勘違いしてました。
「幕末の知らない人」の逸話を書くといいましたが、あれは正しくは佐々木小次郎です。
…イロウが小次郎だなんて。
そして、佐々木小次郎の逸話はいくら探しても見つからないんです!
そもそも色々分かってない人ですからね…。
もうちょい頑張りますが、もしかしたら書けないかも…。
年老いた母親の介護を理由に、誰にも仕えることが出来なかった少年、山本勘助。
そのため、畑仕事で生計を立てていた。
「勘助ぇ!またイノシシが出て困ってんだ!退治頼むよ!」
勘助は村人からイノシシ退治の依頼を受けることも多く、しょっちゅう山に入っていた。
今日も畑仕事に勤しむ勘助。
そこにやはりイノシシ退治の依頼が来た。
「よし!やってやんよ!イノシシだかイノブタだが知らんが食料にしてやる!」
勘助は山へと入って行った。
山で見たイノシシに勘助はたじろいだ。
「何だあいつデケェ!ウリボーしか退治したことない俺に大人のイノシシ退治しろと…?…面白い!」
勘助はイノシシに刀を向けた。
「食らえ!真空斬撃波!5連打ぁ!」
自分なりにカッコイいと思い込んでいる技名を叫びながら勘助はイノシシを斬りつけた。
しかしイノシシもただでチャーシューになるわけにはいかない。
「ブヒーブヒー!」
牙で勘助の目を突いた。
「うぐぅ…。貴様…!」
右手で目を押さえ、左手を地面に添えながらしゃがんだ。
そんな勘助にイノシシはさらに突進。
「ぐわぁぁぁあああ!!」
今度は足を負傷した。
勘助は完全に倒れこんだ。
「ああ…。俺は死ぬのか…。…いや。ここで諦めたら…村は?畑は?母は?…まだだ…。まだ死ぬ訳にはいかねーんだよな…」
勘助は刀を杖にして立ち上がった。
しかし、もうフラフラである。
「これで終わりにしてやる!」
そう叫ぶと刀を構え直した。
「摩利支天の名のもとに!輝け!我が聖剣!豪雷斬・ディマインドブレード!」
勘助の叫びと同時にイノシシは倒れた。
勘助は目と脚が不自由にはなったが、イノシシを仕留めることができたのだった。
今回のテーマは「厨二病」でした。
特に意味はありません。
勘助が目と脚が不自由になった理由です。
イノシシ退治の時にケガしたみたいです。
皆さん、イノシシには気をつけましょう!