百七十二番槍 俺こそが最高位!
武田信玄と織田信長の逸話です。
更新予定に武田信玄と織田信長…両方あるぞ~!
何て都合のいい逸話なんでしょう。
高校の文化祭に「出展者」として参加させられました…。
楽しかったですよ!
久しぶりに高校行きました~。
近々短編小説にしてみせまっせ!
織田信長が天台宗の総本山である比叡山延暦寺を攻め、女子供を含め大量虐殺した。
これに腹を立てたのが武田信玄だった。
信長に非難の手紙を書いたのだ。
「貴様は人ではない。天魔の化け物だ!攻め滅ぼしてくれようぞ!」
そして手紙の最後に差出人を書き加えた。
「天台座主沙門信玄より」
この長ったらしい名は、天台宗の最高位を表すもの。
つまり、天台宗の頭が貴様を討つ。
そう言ったのだ。
「ほう…。信玄め。天台座主沙門信玄とは、偉くなったものだ…」
信長は軽く笑みを浮かべ、返事を書いた。
「おう、かかってこいよ!」
そして信玄と同じように最後には署名をした。
「第六天魔王信長より」
第六天魔王とは、欲界の支配者。
無欲を良しとする仏教をブッパする神である。
つまり、俺が信玄を砕く。
そう意味を込めて信玄に手紙を書いたのだった。
この手紙が原因か、両者は三方ヶ原にて衝突することとなるのだった。
信長が第六天魔王となったのはこの逸話があるからなんですね。
欲界の王とかどんな…?
欲まみれ…?