193/609
百六十四番槍 これぞ一番槍!
逸話書けーと怒られそうなので書きました。
そう言えば、先日PVカウントが1059(戦国)でしたよ!
織田信長の家臣、松永久秀が謀反を起こした。
それを鎮圧すべく、細川忠興は久秀配下の城を攻めた。
「この城は守りが堅い…。攻めにくいぞ…」
忠興の家臣はそう思っていた。
「あ?何弱気なこと言ってんだよ?行くぞ!」
忠興はそう言うと、自らが先頭に立ち、そのまま城に突撃した。
「おらー!松永の家来ども!俺の前から失せ…ぐわっ!てめっ!」
さすがに無謀だったのか。
忠興はデコに刀傷を受けた。
しかし、そんなことではめげない。泣かない。挫けない。
「やりやがったなテメー!」
懸命に槍を振るった忠興は、見事一番槍で敵の首を取ることに成功した。
それを聞いた明智光秀。
「与一郎(忠興のこと)のやつ…やりよるな。皆の者!与一郎に負けじと頑張るのだ!かかれー!」
光秀も忠興の働きを高く評価していたのだった。
この時の活躍を、信長が讃えております。
直筆の手紙を忠興に送ってまして、これは現存します。
因みに、唯一信長の直筆だと言い切れる手紙らしいです。
私には読めませんが…。




