百六十三番槍 泣いて馬謖を斬る
PSP無いのにソフトだけ買いました。
さて、PSPを買わなければ!
そして「戦国バサラ」も欲しい…。
今回は1、2、外伝がセットなんですよね!
私が戦国にハマった由来のゲームなのでこれは欲しいです!
今回は戦国から出て三国志!
トランペッターさんからの依頼です~。
その昔、中国が三つに分かれていた時代。
世に言う中国の戦国時代。
三国志。
国の一つに、蜀というのがあった。
蜀は、街亭を拠点として、魏という国を攻めた。
しかし、魏もバカではない。
蜀の動きを察知して、チョウコウ(何故か変換できない)という武将を派遣した。
蜀は街亭を守るために馬謖を出陣させた。
馬謖は出陣する前、あの天才軍師である諸葛孔明から作戦を貰っていた。
「いいか馬謖?山にだけは布陣するなよ?絶対だよ?べ、別にあんたが心配な訳じゃないんだ!勝つためなんだよ?ほ、ホントだよ?わかったらあんたなんか早く行っちゃえ!」
「わーったわーった。山じゃなくて川に布陣すればいいんでしょ?」
「山と川って…。赤穂浪士の合い言葉じゃないんだからね!」
そんなやり取りを思い出した馬謖。
「えっと…?なんだっけ?川に布陣しちゃいけないんだよね?ビチョビチョだもんね!よし!山に布陣だー!」
馬謖は山に布陣してしまった。
その結果…。
「馬謖様!ダメです!魏が強くて勝てません!」
家臣から不利が伝えられた。
「何?何故だ!」
「何でも、せっかく山に布陣したんだから景色を良くみたいとかで兵が動きません!因みに景色が見たいのと山から降りるのがかったるいという意見が五分五分です!」
「おのれチョウコウ!仕方ない!撤退だ!」
馬謖は蜀に逃げ帰った。
「何であんたは山に布陣しちゃったんだ!」
「やるなやるなはやれ!という振りかと…」
「あんたお笑い芸人…?街亭取られたし…」
「…すんません」
「軍略違反だ!軍の規律を守らなかったあんたは私が斬る!」
永年、共に過ごした友。
その友に今、孔明は刃を向けた。
「……」
もはや馬謖は言い返せなかった。
「さらば!馬謖。永遠の友よ!」
刃は馬謖の首を捉えていた。
「あんた…本当にバカだよ…。馬謖…。うわぁぁぁああああ!」
孔明は馬謖の首を持って人目を憚ることなく泣いた。
「泣いて馬謖を斬る」という言葉の由来となった逸話らしいです。
私はこの言葉を知らなかったんですが…(笑)
泣く泣く物事をやる、あるいは優秀な人物を泣く泣く処断するって意味らしいです。
史実をろくすぽ知らないからこそできるぶっ壊れた小説を書いてみました。
色々許してください…。
因みに「チョウコウ」は携帯では変換不可能だったらしいです。
私も漢字を知りません(笑)