百四十七番槍 割と優雅な追放生活
最近、「人間社会にようこそ!」の更新をしていてペースがダウンしています。
ごめんなさい…。
「人間社会にようこそ!」は半年近く放置していた作品なので、そろそろヤバいかなと…。
同時進行は地味に大変です…。
武田信虎は、独裁的な暴君として領民を苦しめていた。
当然そんなことをしていれば嫌われる。
そしてついに、息子の信玄によって甲斐の国を追放された。
追放と言っても、実はこれには裏で遣り取りがあった。
「あ~、義元さ、お願いがあんだけど…」
信玄は、今川義元にある頼み事をした。
それは…。
「あのさ、うちの父ちゃん預かってくれね?あいつ暴君だから国に置いときたくないんだよ~…」
「え…?いいけど…。生活費くらい出してよ?」
「分かった!出す出す!助かるよ!」
信玄からの生活費が出て、国外追放された身でありながらも信虎は裕福な生活を送っていた。
「うふふ。信虎様ぁ~!」
沢山の女の子に囲まれ、子供まで作ったり…。
「お~!これが奈良!これが高野山!」
奈良観光や高野山へ行ったり…。
「将軍様、剣の腕を見せてくださいませ!」
剣豪将軍、足利義輝に会ったり…。
日々遊び歩いていた。
そんなこととは知らない信玄のライバル、越後の上杉謙信。
「実の父親を追放して食べる物にも困るような生活をさせるとは!一体どんだけ酷いやつなんだ!」
信玄に対してご立腹だった。
信虎め!
追放された身でなんという贅沢…!
生活費支給してる信玄も信玄ですけど…。
そして何故受け入れた義元!?
暴君だぞ?
謎が多いわ~…。
謙信は事実を知らずにご立腹だし…。