百三十五番槍 自傷行為?いいえ、エスケープメソッドですよ
晴美
「私の修学旅行の話はいつ書くんだ?」
乙葉
「え~…と?当時の資料がどっかいっちゃったから調べて書くのが面倒で、まだ書き出してないとのことです…」
晴美
「雑だな…。そういえば、また新キャラ出す予定らしいぞ!」
鬨也
「先輩、それ1話限定のモブキャラにする予定らしいですよ」
由佳
「あ~!降霊術の方ですね!」
そんなわけで、降霊術使うキャラを出します。
特に理由があるわけじゃないですが、降霊術で偉人の霊を降ろした設定にすれば逸話の紹介ができるかな~と思うので…。
それだけの理由です。
暇を見つけて書きます。
毛利家との戦いが徐々に劣勢に傾き、山中鹿介はピンチを迎えていた。
毛利の勢いは衰えることはなく、ついに本拠地の末石城を包囲された。
「このままでは落城も時間の問題だ…。無念だが、城を出よう…」
鹿介は毛利軍に降伏。
捕らわれの身となった。
尾高城に監禁された鹿介は、何とか逃げる術を探し始めた。
牢の中では監視がいるため不可能。
なら、監視がいない場所は…?
そんな場所、有るわけがなかった。
「無いなら作ればいい」
そう思い立ち、鹿介はトイレに目を付ける。
「トイレに行きたいんだが…」
「…あいよ」
鹿介は監視役の人間に声をかけた。
当然、トイレにも監視役がついて行く。
その時だった。
鹿介は監視役の目を盗み懐から刀を抜いた。
そして、それをぶっさした。
…自らの股に。
「…!」
鋭い痛みが走る。
しかしここから抜ける方法は他に無かった。
牢に戻った鹿介は、戻るや否や行動を取った。
「赤痢にかかったようだ…。トイレに行きたい」
「……わかった」
鹿介から出る血液を見た監視役は、赤痢を信じた。
今戻ってきたばかりなのに、またトイレへ。
そして牢に戻りまたトイレへ。
これを何十回と繰り返せば、監視役も付いてこなくなる。
全ては鹿介の計画通りだった。
監視役がいなくなったところで、鹿介は城から抜け出したのだった。
赤痢ってどんな病気でしたっけ?
ごまかせるの…?
鹿介が脱獄した逸話でした。
やるね~鹿介。
山中鬨也の名字の元ネタです。
民から人気があった武将らしいですよ。