百三十四番槍 信長暗殺未遂事件
今回はかな~り残酷なお話です。
苦手な方はご注意を!
ただまぁ、かなり表現は柔らかくしておりますので。
「朝倉め~!やりよるわ!」
越前での朝倉との戦いに負けた織田信長は、岐阜に帰る途中、千草峠にさしかかった。
そこで、事件は起きた。
突然、バンッ!と激しい銃声が山にこだました。
さらに続けざまに2発。
バンッ!バンッ!と銃声が響いた。
見ると、信長が腕を押さえている。
「信長様!ご無事ですか?」
家臣が聞いた。
「大丈夫だ。ちょっとかすめただけよ。それよりあの者を捕らえ死刑にせよ!」
信長は自分を狙撃した敵を相手に怒りを隠さなかった。
後日、杉谷善住坊という男が捕まった。
この男、鉄砲の名手で腕前は評判だった。
どうやら、先日信長に居城を追い出された六角義賢が雇ったらしいというのは、家臣が調べた情報。
信長は目の前に連行されてきた善住坊に、当然死刑判決を下した。
「貴様は死刑だ。ただ、普通にやったんじゃ面白くないから、こうしよう。まず、首だけ出して土に埋める。そしたら切れ味の悪~い竹のノコギリで首をギ~コギ~コ!勿論、お前が生きてるときにやるぞ!」
善住坊はただただ恐怖を感じたのだった。
信長の鋸引きの刑でした。
切れ味の悪い竹のノコギリを使うことで、苦痛を与え続けながらヤる。
ひえ~…やめたげて!
それ程までに怒りが強かったんでしょうね。
いや、やってることは残酷極まりないけど…。




