百二十四番槍 悲劇の恋物語
東方星蓮船のExがクリアできません…。
そんなことはどうでもよくて、今回は少し意外なお話です。
意外と思ったの私だけだったりして…?
上杉謙信は、敵対する武将の千葉采女を討つために上野に出陣した。
その際に、一人の女性に出会った。
采女の娘である、伊勢だった。
「伊勢…」
「謙信様…」
伊勢と謙信は時間も経たずして、いわゆる男女の仲となった。
しかし、これを快く思わない人間もいた。
上杉家家臣、柿崎景家である。
「これはヤバい…。敵将の娘はヤバい!」
采女が敵の娘であることを心配した景家は、裏で糸を引いて二人が別れるように仕向けた。
その結果…。
「…!私は…ここに居てはいけない人間なのですね…!」
「そ、そんなことはない!ずっと…ずっとここに居ろよ…」
「いいえ!なりません!さようなら…!」
「伊勢!待っ…!」
謙信が止めるより早く、伊勢は出て行った。
その日以来、謙信は沈んだ。
「伊勢…。はぁ…」
「いくら敵将の娘とて、恋人になれば話は別じゃん!」
そう思い、沈んだ謙信を心配した家臣の甘粕景持が伊勢を迎えに行った。
伊勢の家で出迎えてくれた人に、本人を呼んでもらえるか聞いたのだが…。
「…伊勢は、謙信様との別れに酷く傷つき、泣きながら日々過ごしておりました。そして…先日、亡くなりました…」
話してくれた人の目を見るに、本当なのだろう。
うっすら浮かぶ涙が全てを物語る。
景持は肩を落としながら城に戻った。
ついに謙信と伊勢は二度と会うことは叶わなかった。
謙信に好きな女性がっ!?
意外でした。
恋愛なんてね、辛いだけですよ…。
小・中学校で学んだとも!
中学校の方は社会的にギリギリ…。
よっしゃ!東方だ!
恋愛話になると逃避するのは私の特性ですぜ。