百十七番槍 猿の草履取り
今回は聞いたことのある逸話なのではないでしょうか?
超有名な逸話です。
それは、とても寒い、雪の降る夜のことだった。
「うぅ、寒い…」
織田信長は、ちょっと人に会おうと寒い夜に繰り出した。
吐く息が白く渦巻いては消える。
雪道に一歩踏み出すため、信長は草履を履いた。
すると、ちょっと違和感が。
「あれ?暖かいぞ…?さては…あのサルがわしの草履の上に座ってやがったな!斬り殺してくれる!」
信長の叫び声を聞いて焦ったのはサルと呼ばれた木下藤吉郎。
後の豊臣秀吉である。
「い、いえ!殿!違います!殿の足が冷えてはいけないと思い、背中で温めておいたのです!」
慌てて藤吉郎は背中を見せた。
そこには、くっきりと草履の鼻緒の跡が。
「ほう。気が利くじゃないか、サル」
「もったないきお言葉です」
こうして秀吉は信長に気に入られ、順調に出世コースに乗ることとなるのだった。
これでもか!ってくらい有名な逸話です。
秀吉の草履取り。
何で今まで書かなかったんでしょ~?
感想でいただいたので「北条高時」についてちょっと調べてみました。
ああ、最後の鎌倉将軍だったのね…。知りませんでした。
何でしょうね?「腹切りやぐら」。
新田義貞に攻められて高時が自害した場所で、心霊スポットらしいです。
新田義貞はね、私の中では鎌倉武将ナンバーワンのお方です。
ちょっと興味が湧きました。
墓だろうが旧処刑場だろうが歴史的なものなら構わず写真に収める私ですからね!
幽霊いるならむしろ歴史を教えていただきたいです(笑)