百十一番槍 鷹狩第一
最近面白いネタが不足しております。
皆様からのご提供を心よりお待ちしております。
面白くない逸話ばっか並べてもね~…。
そこはお前の文章力でなんとかしなさいっ!と言われればそこまでですが…。
先日友達に「この小説、なんで主語が『私』なの?」って聞かれました。
丁寧な感じしませんか…?
「殿!今日のご予定は?」
「鷹狩りだー!」
もう何日連続でこのやり取りを聞いただろう。
家臣に予定を聞かれる度に、鷹狩りと答える宇喜多秀家。
豊臣秀吉の付き添いとして鷹狩りに行って以来、えらく気に入ったようである。
ここ最近は鷹狩りしかしていないくらいの熱の入れようである。
「今日は~…この鷹を連れて行こう!」
さんざん迷いながらも、一匹の鷹を選び鷹狩りに繰り出すことにした。
鷹百匹。鷹の世話係三百人。
秀家の熱中の度合いが伺える数値である。
「ふぅ~!今日もなかなかの捕獲量であった!」
鷹狩りから戻ってきた秀家は満足感に浸っていた。
そんな秀家に鷹の世話係から知らせが来た。
「秀家様!鷹の餌が不足しております!」
なんと、これは一大事。
そう思った秀家は、領民に向けて命令を出した。
「鷹の餌にしたいから、飼い犬を差し出せ!」
これには家臣たちも黙ってはおれず、宇喜多家はお家騒動を収めることに力を注ぐこととなるのだった。
しっかりしなさいウッキッキー!
女性にハマって国を傾ける例はよく聞きますが、鷹狩りにハマって…って言うのはちょっと珍しくないですか?
でも趣味ばっかで政治やらないのは珍しくないかな…?
鷹百匹、世話係三百人ってスゴいですよね!
そんなにいる…?
因みに宇喜多秀家は美形だったらしいです。
肖像画から読み取れますでしょうか?
なんか笑顔ですよね。