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百十番槍 鷹狩りだって効率的に

晴美

「秋田美人って言うだろ?」


乙葉

「はい」


晴美

「あれ、佐竹義重が美人ばかり秋田に連れて行って、その子孫が今に至るから…って説があるらしいよ」


乙葉

「スゴい説ですねそれ…」




そろそろ歴史研究部に新しいメンバー増やしてみようかな~とか考えます。


一年生の男子生徒とか如何でしょうか?


兼部設定にしちゃえばもし動かしにくいキャラになっても出番減らせるかな?

(なかなか酷いこと言うね…)



ゴールデンウィークが9連休だ!とか思ってたらまさかのバイト採用だなんて…。


窓の外で猫うるさいし…。


今の時期って発情期なのかな…?


めげずに逸話行ってみましょう!

鷹狩り…。


それは大名たちの間で流行した娯楽の一つ。


徳川家康は自分専用の鷹狩り場を江戸城に設けたほどである。


鷹狩りは、その名の通り鷹を使って野生動物を狩るものである。


色々な場所に出向く関係上、領地の地形を覚えたりすることができ、大名たちにとってはただの遊び以上の意味があった。



幼き日の織田信長も鷹狩りにハマっていたのだが、そこには彼なりの工夫が施されていた。



「よっしゃ!鷹狩りやろうぜ!」


「あいよ!吉法ちゃん!」


吉法ちゃん…。本名は吉法師。


信長の元服前の名前である。

意味は「良い子」。


今日も仲間を六人連れて鷹狩りへと繰り出した。


「昨日は逃げられちまったからな。今日は捕らえるぞ!」


「そこで、だなあ!」


意気込む友人に、吉法師はある作戦を提示した。


「より確実に獲物を捕らえるためには、お前たちの協力が必要だ。まず、二人組みを作れ。で、獲物を見つけたら片方が俺を呼びに来い。もう片方は農民に変装して見張ってろ!」


鷹を携えているのは吉法師のみ。


なので、自分は動かず必要な時にだけ行く。


そうすればチャンスを逃さない。


農民に変装する意味を除けば、実に画期的な作戦である。


「わかった!」


仲間たちが元気よく返事をして散っていった。


しばらくして獲物発見との報告が入り、吉法師は現場に急行。


現場で、見張っていた仲間に獲物の行き先を聞き見事に捕獲。


こうして、鷹狩りの成功率を上げることに成功したのだった。

鷹狩りね~。


「三鷹」でしたっけ?

家康の鷹狩り場だったことから名前が付いたのって…。



信長の才能を示す逸話でした。


吉法師の意味は良い子。

でも実際うつけ…。


ギャップが凄まじいですよね。


農民に変装して獲物を見張る意味がよく分かりません…。


農民のほうが警戒されないとでも…?


いや、関係ないっしょ…。

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